ハクモクレン(白木蓮)

落葉高木
中国原産。高さ15mほどになる。樹皮は灰白色で平滑。葉は互生。葉身は長さ8〜15cm、幅6〜10cmの倒卵形で、全縁。先端は短くとがる。裏面脈上には軟毛が生える。葉柄は長さ1〜1.5cm。葉が展開する前に直径約10cmの白い花を開く。花被片は9個あり、すべて花弁状。果実は袋果が集まった集合果。長さ約10cmのこぶし状の長楕円形で、10月に熟す。花期は3〜4月。
冬芽の芽鱗は托葉2個と葉柄が合着したキャップ状。花芽は大きく長さ2〜2.5cmの長卵形で、白っぽい長い軟毛に覆われる。葉芽はやや小さくて長さ1〜2cm、灰色の寝た毛に覆われる。葉痕はV字形。枝を一周する托葉痕が目立つ。(樹に咲く花)
学名は、Magnolia heptapera
モクレン科モクレン属



▼2004年3月28日 風土記の丘(植栽)

ハクモクレン

ハクモクレン

ハクモクレン

ハクモクレン




▼2008年8月17日 果実 風土記の丘(植栽)

ハクモクレン

ハクモクレン

ハクモクレン

ハクモクレン

ハクモクレン

ハクモクレン

ハクモクレン

▼2006年2月19日 冬芽 風土記の丘(植栽)

ハクモクレン



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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