1年草 北アメリカ原産。大正時代に東京で見つかり、現在では関東地方以西の各地に広がっている。茎は2分岐を繰り返し、高さ15〜60cmになる。葉は対生し、卵形〜卵状被針形で、波状の浅い鋸歯がある。上部の枝先に小さな頭花を1個ずつつける。頭花は直径約5mmで、まわりに白色の舌状花がふつう5個並び、内側に黄色の筒状花が多数つく。総苞は半球形。総苞片と花柄には腺毛がある。そう果には白い鱗片状の冠毛がある。花期は6〜11月。(野に咲く花) 学名は、Galinsoga quadriradiata キク科コゴメギク属 よく似た花にコゴメギクがあり、舌状花が小さい。筒状花の冠毛は先が尖らず、房状に裂ける。全体に毛が少ない。舌状花に冠毛がほとんどないことで見分ける。 |
▼2016年9月10日 西忌部 | ▼頭花は直径約5mm。 | |
▼舌状花5個と筒状花からなる。 | ▼総苞片や花柄に腺毛が密生する。 | |
▼総苞片の腺毛。 | ▼花床には長い鱗片がある。 | ▼舌状花は総苞片と鱗片に挟まれている。 |
▼総苞片と鱗片に挟まれた舌状花。 | ▼舌状花は長さ約4mm、花弁は約2mm。 | ▼舌状花の冠毛は先が細くならない。 |
▼筒状花は長さ約2.6mm。 | ▼筒状花の冠毛は先が細く尖る。 | ▼冠毛を広げた果実。 |
▼冠毛は長さ約1.5mm。 | ▼上から見た冠毛。 | |
▼筒状花の果実、長さ約1.3mm。 | ▼舌状花の果実は少し反っている。 | ▼葉は対生する。 |
▼茎には白毛が密生する。 | ▼上部の葉は葉柄が短い。 | ▼葉身は長さ約2.5cm。 |
▼コゴメギクとの比較 | ||
▼2014年10月28日 東忌部 | ▼頭花は直径約6mm。 | ▼総苞片の腺毛。 |
▼総苞片を除くと舌状花がある。 | ▼舌状花は総苞片と鱗片に挟まれている。 | ▼舌状花は長さ約4mm。 |
▼舌状花の冠毛、長さ約1mm。 | ▼筒状花と鱗片。 | ▼筒状花は長さ約3mm。 |
▼筒状花の冠毛、長さ約1.5mm。 | ▼花柄には腺毛が密生している。 | |
▼茎は2分岐を繰り返す。 | ||
▼2013年7月11日 大野 | ▼果実と冠毛。 | ▼花柄に腺毛がある。 |
▼頭花は直径約5mm、舌状花が5個ある。 | ▼総苞に腺毛がある。 | ▼舌状花(上)と筒状花(下)。 |
▼舌状花。 | ▼舌状花の裏面。 | ▼筒状花。 |
▼果実と冠毛。 | ▼冠毛は長さ約1.5mm、先は細く尖る。 | ▼果実は長さ約1.3mm、表面に毛がある。 |
▼果実の毛。 | ||
▼下部の葉(上)と上部の葉(下)。 | ▼下部の葉は葉身が約4.5cm、葉柄がある。 | ▼葉や葉柄に毛が多い。 |
▼葉の裏面に毛がある。 | ▼茎に腺毛がある。 | |
▼上部の茎には腺毛が多い。 | ||
▼2012年11月22日 鹿島 | ||
▼頭花は直径約8mm、花弁の長さ約3mm。 | ▼花柄に腺毛がある。 | ▼茎に開出毛が多い。 |
▼葉身は長さ約4cm。 | ▼葉の縁や表面に長毛がある。 | |
▼裏面の脈上にまばらに毛がある。 | ||
▼2012年7月18日 東出雲 | ▼冠毛の先はとがる。 | |
▼舌状花(左)、筒状花(右)の冠毛。 | ▼頭花は直径約5mm。 | |
▼花柄には腺毛がある。 | ||
▼葉は対生し、上部の葉の表裏とも毛が多い。 | ||
▼2011年12月7日 東忌部 | ||
▼左から下部の葉〜上部の葉。 | ▼葉の縁に毛があり、表面にも散生する。 | |
▼葉脈上に毛がある。 | ▼果実と冠毛。 | |
▼花柄には腺毛が多い。 | ||
▼茎は2分岐を繰り返す。 | ||
▼2011年11月16日 鹿島 | ▼総包片と花柄に腺毛がある。 | ▼果実には白い冠毛がある。 |
▼冠毛の先が尖る。 | ||
▼2011年9月18日 東忌部 | ▼舌状花の落ちた花。 | |
▼総苞、花柄には腺毛がある。 | ||
▼2010年11月20日 東忌部 | ▼総苞に腺毛がある。 | |
▼舌状花の冠毛 | ▼筒状花の冠毛 | |
▼花序枝に腺毛がある。 | ▼葉は対生し、卵状。茎は有毛。 | |
▼2018年10月15日 西尾 | ||
▼2018年7月14日 鹿島 | ||
▼2008年7月5日 鹿島 | ||
▼v2007年10月28日 鹿島 | ▼総苞、花柄には腺毛がある。 | |
▼そう果と冠毛。 | ▼冠毛は先は細くとがり、縁は毛状に裂ける。 | |
▼茎にも毛が多い。 | ||