夏緑性シダ植物 北海道〜九州の低地の山野に生える。葉柄はわら色で毛が多く、基部に線状三角形、褐色の鱗片がつく。葉身は1回羽状複葉で、上下に向かって幅が狭まる。羽片は両面ともに毛が生え、基部は中軸に流れてつき、下側は三角状の翼となる。ソーラスは円形で中肋と辺縁の中間につき、包膜はない。 学名は、Thelypteris decursivepinnata ヒメシダ科ヒメシダ属 |
▼2008年7月13日 八雲市場 | ▼下部の羽片は小さくなる | |
▼羽片基部下側は三角状の翼となる。 | ▼ソーラスは円形で、包膜はない。 | |
▼葉柄基部は毛が多い。 | ||
▼2008年8月2日 八雲 | ||
▼2008年8月24日 羽片基部の三角状の翼がはっきりしないが他の特徴から判断した。 宍道 | ||
▼2009年7月18日 毛やソーラスの様子から判断した。 八雲須谷 | ||
▼葉面に毛が多く、ソーラスには包膜はない。 | ▼羽片表面の脈上の毛。 | ▼羽片裏面の脈上の毛。 |