ガマズミ

落葉低木
北海道西南部〜九州の山野に生え、高さ2〜4m。若枝は灰緑色で長い開出毛と星状毛がある。葉は対生し、長さ6〜15cmの広卵形〜円形。基部は広いくさび形〜やや心形で、荒い鋸歯。両面とも毛がある。裏面は腺点が密生。枝先の散房花序に直径約5mmの白い花を多数開く。先端は5裂して広がる。雄しべは5個。花柱は1個。萼は小形で5裂し、毛がある。果実は核果でやや扁平な卵状楕円形で、9〜10月に赤く熟す。花期は5〜6月。別名 アラゲガマズミ
冬芽は、長さ5mmぐらいの卵形で、芽を包む芽鱗は2対あって、外側の1対が小さい。表面には毛が生えている。
学名は、Viburnum dilatatum
ガマズミ科ガマズミ属



▼2003年5月24日 佐草

ガマズミ

ガマズミ

▼2003年6月29日 斐川▼2002年11月23日 佐草

ガマズミ

ガマズミ


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑