多年草 北海道〜沖縄の低地の湿地や水田のあぜなどに生育し、散生またはやや群生する。茎の基部は短く屈曲し、上部は斜上し、平滑・無毛、葉は平滑・無毛、葉舌は膜質・切形、長さ1〜1.5mm。葉鞘は完全な筒形、上縁に耳状の突起があり、平滑・無毛。花序は長さ20〜30cm、各節より2〜3本の細い枝を出し小穂を着ける。小穂は狭長、長さ9〜12mm、5〜9小花からなる。第1苞穎は長さ1.5mm、第2苞穎は2mm。小花は長さ2.5mm。果実は楕円形、腹面はくぼみ、光沢があり茶褐色、長さ1〜1.4mm。花期は5〜6月。(日本イネ科植物図譜) 学名は、Glyceria ischyroneura イネ科ドジョウツナギ属 |
▼2020年6月2日 大海崎 | ||
▼花序は長さ約22cm。 | ▼花序の節から数本の枝をだす。 | |
▼5小花の小穂は長さ約7mm。 | ▼第1苞穎は長さ約1mm、第2苞穎は1.8mm。 | |
▼小穂の軸はS字状にジグザクに曲がる。 | ▼小花は長さ約2.5mm、護穎に7脈がある。 | ▼葉鞘上縁に耳状突起がある。 |
▼葉舌は切形で短い。 | ||