1〜2年草 ヨーロッパから極東アジアにかけての原産で海岸や砂地にしばしば帰化している。稈は基部で少数分岐して直立し、高さ50cmほどになる。葉は線形で幅5mm、長さ20cm程度。長さ30cmほどの分岐しない穂を出し、長さ1〜2cmで8前後の小花からなる小穂を互い違いにつける。小穂はやや革質でそり返った第2苞穎に完全に覆われる。穂軸はざらつく。花期は春〜夏。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Lolium rigidum イネ科ネズミムギ属 |
▼2015年5月2日 美保関 | ▼第1苞穎はなく第2苞穎が小穂を覆う。 | |
▼小穂は長さ約1cm、茎に密着してつく。 | ▼11小穂があり、花軸は枝を出さない。 | |
▼茎の長さは約20cm。 | ▼葉の基部は葉耳がある。葉鞘は無毛。 | ▼葉舌は膜質で短い。 |
▼道路脇の草地に生えるもの。 | ▼砂浜に密生して生えるもの。 | |
▼2014年6月1日 美保関 | ▼頂小穂には第1、第2苞穎がある。 | ▼側小穂には第2苞穎のみがある。 |
▼第2苞穎は小穂より長く、軸に挟まれて小穂が隠れるようにある。 | ▼硬い苞穎を開くと小穂がある。 | |
▼小穂は長さ約8.5mm。 | ▼小穂を開くと3小花がある。小花は長さ4〜5mm。 | |
▼小花は長さ約4.5mm。 | ▼護穎に長さ約0.5mmの短い芒があるものもある。 | ▼内穎と護穎は同長。 |
▼内穎と護穎は同長。 | ▼花序は長さ約12cm、12個の小穂がある。 | ▼花茎は硬く、長さ約22cm。 |
▼砂浜に密生している。 | ||
▼2013年7月1日 美保関 | ||
▼硬い棒状の花序は長さ5〜10cm。 | ▼硬い第2包穎の内側に小穂がある。 | |
▼小穂に小花が3個以上ある。 | ||