越年草 地中海沿岸原産で、各地に帰化しているが、とくに北海道に多い。河原や荒れ地、線路の脇などに生え、高さ1〜2mになる。茎や葉の毛は輪生状に分枝しているのが特徴。茎の下部の葉は長さ約30cmの倒披針形。。茎葉は上部のものほど小さく、基部は茎に流れる。茎の先に長さ20〜50cmの総状花序をだし、黄色の花を密につける。花冠は直径2〜2.5cmで5裂し、外側に星状毛がある。さく果は球形で黄白色の毛が密生する。花期は8〜9月。(野に咲く花) 学名は、Verbascum thapsus ゴマノハグサ科モウズイカ属 似た花にV. densiflorum、V. phlomoidesなどがあるが、区別点がよくわからない。 |
▼2015年7月11日 玉湯 | ||
▼花は直径約1.8cm。 | ||
▼花が終わると花冠が落ちる。 | ▼若い果実、萼に囲まれている。 | ▼果実は長さ約1cm。毛が密生している。 |
▼果皮の星状毛。 | ▼果実の縦断面。 | ▼果実の横断面。小さな種子が入っている。 |
▼若い種子は長さ約0.6mm。 | ||
▼2009年7月12日 玉湯 | ||
▼道路法面一帯に群生している。 | ||
▼2006年6月18日 下佐陀 | ||
▼2005年7月18日 下佐陀 | ||
▼2014年10月28日 果実 玉湯 | ▼果実は直径約1cm。 | |
▼果実の縦断面。 | ▼果皮には星状毛がある。 | |
▼果皮の星状毛。 | ▼種子は長さ0.7〜1mm。 | ▼種子は角ばった楕円形。 |
▼種子には縦のしわがある。 | ▼倒れて横になっている。 | |
▼2013年3月11日 果実 玉湯 | ▼裂開した果実は直径約1cm。 | |
▼種子は長さ約0.7〜1mm。 | ▼縦にしわがあり、横にもしわが入る。 | |
▼種子の表面の拡大。 | ||
▼2010年2月21日 果実 玉湯 | ||
▼2010年4月29日 根生葉 玉湯 | ||
▼2015年4月8日 ロゼット葉 玉湯 | ||
▼根生葉は長さ約22cm。 | ▼綿毛が密生している。 | |
▼綿毛が密生する。 | ▼長い毛は輪生状の枝が数段にでている。 | |
▼短い毛は星状毛。 | ||
▼葉の裏面、綿毛が密生している。 | ▼葉の裏面の綿毛。 | |
▼2012年3月10日 ロゼット葉 玉湯 | ||
▼葉には両面とも綿毛が密生する。 | ||
▼2019年6月20日 ロゼット葉 八雲 | ▼葉の表面に綿毛が密生する。 | ▼葉の裏面に綿毛が密生する。 |
▼2008年5月6日 根生葉 下佐陀 | ||