常緑シダ植物 本州〜九州の森林や路傍などに極普通に生育する。葉柄はわら色、若い時は紅紫色。葉柄基部に線状披針形、褐色〜黒褐色、全縁の鱗片がつく。葉身は2回羽状複葉で、先端はしだいに狭まる。最下羽片の下側第一小羽片は小さく無柄で浅裂、羽軸裏に基部が袋状の鱗片が密につく。最下羽片はやや下向きにつく。ソーラスは小羽片の中肋と辺縁の中間かやや中肋寄りにつき、包膜は紅紫色を帯びる。形、大きさに変化が多い。 学名は、Dryopteris erythrosora オシダ科オシダ属 |
2008年9月1日 玉湯 | |
2008年7月19日 玉湯 | |
2008年4月6日 出雲大社 | 最下部の羽片 |
最下部羽片の基部の下向き小羽片が小さい。 | 羽片の裏 |
2008年3月29日 八雲星上山 | |
小羽片は鋸歯があり、先は丸い。 | |
羽軸の裏面に袋状の鱗片が多数ある。 | |
最下羽片の基部の下側小羽片が小さい。 | |