1〜越年草 道端に生える。明治の中期頃に渡来し一時は非常にはびこったが近年少なくなって来た。茎は30〜50cmで主幹がとまり、枝がのびるので叉状となり、全体に灰白色の毛が多く、下部の葉は倒披針形で時に鋸歯があり、よくふちが波打ち、上部の葉は線形。頭花は総状につき、球形で総苞は長さ5mm。舌状花は多数あるがごく小さく目立たない。花期は4〜6月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Erigeron bonariensis キク科ムカシヨモギ属 よく似たものにオオアレチノギク、ヒメムカシヨモギがあるが、より大型で、開花の開始時期が遅い。 参考サイト 「アレチノギク 類似種 図入り検索表」 |
▼2014年6月24日 千鳥 | ▼総苞はずんぐりとした樽形。 | ▼舌状花の花弁は見えない。 |
▼総苞は長さ約6mm。 | ▼直径約4.5mm。 | |
▼中心部に筒状花(両性花)、周辺に舌状花(雌花)がある。 | ||
▼筒状花(上)、舌状花(下)、長さ約4mm。 | ▼筒状花(上)、舌状花(下)。 | ▼筒状花、花粉がでている。 |
▼筒状花の中に雄しべと雌しべがある。 | ▼舌状花、中から柱頭がのぞいている。 | |
▼蕾は先の尖った球形。 | ▼果実の冠毛。 | |
▼冠毛は長さ約3mm。 | ▼果実は長さ約1.3mm。 | ▼果実には上向きの毛がある。 |
▼果実が落ちた果床。 | ▼葉は細く、ねじれている。 | |
▼茎には開出毛と短毛がある。 | ||
2013年7月11日 灘 | 総苞は樽形。 | |
頭花は長さ6〜7mm | 総苞の直径は約5mm。 | |
頭花の周辺は舌状花、中は筒状花。 | 舌状花(左)と筒状花(右)。 | 筒状花(上)と舌状花(下)。 |
筒状花は両性花、雌しべ柱頭が覗いている。 | 舌状花は雌花、2裂した柱頭が見える。 | 葉は細くよじれている |
葉は長さ約4cm。 | 葉の縁に長毛と短毛がある。 | 葉の裏面。 |
裏面脈上に長毛がある。 | 茎に開出した長毛と伏した短毛がある。 | |
2013年6月27日 魚 | 総苞は樽形。 | 頭花の周辺の舌状花は小さくて目立たない。 |
頭花は長さ約6mm。 | 総苞の直径は約5mm。 | 果実と冠毛。 |
直径約1.2cm。 | 冠毛は長さ約4mm。 | 冠毛には上向きの小さな刺がある。 |
果実は長さ約1.5mm。 | 果実表面に長い毛がある。 | |
果実が落ちた花托。 | 葉は細く長さ約7cm。 | |
葉の縁に短毛があり、まばらに長毛がある。 | 裏面の脈上に長毛がある。 | 下部の葉は深裂する。 |
茎には短毛と長毛がある。 | 主茎は花穂がつくと止まり、側枝が伸びる。 | 高さは約70cm。 |
2020年5月14日 末次 | 総苞は直径約7mm。 | |
2015年3月30日 ロゼット葉 千鳥 | 葉は長さ約7cm。 | |