アマゾントチカガミ()

多年草
南米原産。湖沼やため池、河川の淀みや水路などに生育する浮遊植物。水中茎が横に伸び、各節から根と3〜8枚の葉がロゼット状に展開する。葉身は円形で、長さ幅ともに15〜40mm、しばしば斑が入る。裏面は膨らみ、厚さ5mm程度に達することもある。雌雄同株で雌花と雄花がある。雌花は子房下位で長さ3〜4mmの子房の上に小さな3枚の萼片がつき、長さ5〜10mm、6〜9本の白色の雌しべの柱頭が伸びるように立つ。雄花は長さ40〜55mmの花柄の先につき、各3枚の萼片と花弁からなる。花弁は幅1.5mm、長さ6mmほどで内側に湾曲する。風媒と推定され、結実も確認されている。花期は6〜9月。(日本の水草)
学名は、Limnobium laevigatum
トチカガミ科アマゾントチカガミ属



▼2019年11月26日 出雲市美談町

アマゾントチカガミ

アマゾントチカガミ

アマゾントチカガミ

▼葉身は長さ約7cm、不明瞭な葉脈がある。▼中央が膨らみ厚みがある。▼海綿質が発達している。

アマゾントチカガミ

アマゾントチカガミ

アマゾントチカガミ

▼葉に斑が入っている。▼水路を埋め尽くしている。

アマゾントチカガミ

アマゾントチカガミ

アマゾントチカガミ

アマゾントチカガミ

▼出雲市武志町▼走出枝を伸ばして増えていく。

アマゾントチカガミ

アマゾントチカガミ

アマゾントチカガミ

▼葉に斑が入っている。

アマゾントチカガミ

アマゾントチカガミ






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