ムラサキツメクサ(紫詰草)

多年草
ヨーロッパ原産。牧草として明治初期に渡来し、全国に野生化している。茎は直立して高さ20〜60cmになり、開出毛が多い。小葉はふつう3個で、長さ2〜5cmの楕円形。V字形の斑紋があるものが多い。花序のすぐ下に葉が1対つく。花は球状に集まってつき、紅紫色で長さ1.3〜1.5cm。萼は長い毛が多く、萼片5個のうち1個が長い。花はほぼ無柄で、受粉したあと下を向くことはない。別名アカツメクサ。花期は5〜8月。(野に咲く花)
学名は、Trifolium pratense
マメ科シャジクソウ属
花が白色のものを品種としてセッカツメクサという。


▼2010年7月18日 大井▼花序の直下に左右1対の葉がつく。▼花後、長い萼裂片が目立つ。

ムラサキツメクサ花

ムラサキツメクサ花

ムラサキツメクサ果実

▼萼筒。▼裏面には毛が多い。

ムラサキツメクサ萼筒

ムラサキツメクサ葉

ムラサキツメクサ葉裏面

ムラサキツメクサ托葉

ムラサキツメクサ




▼2010年12月4日 西忌部

ムラサキツメクサ花

ムラサキツメクサ花

ムラサキツメクサ果実

▼長い萼裂片が目立つ。

ムラサキツメクサ果実

ムラサキツメクサ花

ムラサキツメクサ葉

ムラサキツメクサ托葉

ムラサキツメクサ

ムラサキツメクサ

▼2004年5月15日 平成

ムラサキツメクサ花

ムラサキツメクサ

ムラサキツメクサ

▼2013年5月9日 果実 東長江▼花は受粉後も下を向かない。

ムラサキツメクサ果実

ムラサキツメクサ果実

ムラサキツメクサ花

▼頭状花は直径約3cm、直下に葉が1対つく。▼花が密集してつく。

ムラサキツメクサ花

ムラサキツメクサ花

ムラサキツメクサ花

▼蝶形花は長さ1.7cm。▼5裂した萼片は1個が2倍程度長い。

ムラサキツメクサ花

ムラサキツメクサ花

ムラサキツメクサ萼

▼萼に毛が多く、裂片は線形、花弁が枯れ残る。▼萼裂片には長毛が生える。

ムラサキツメクサ萼

ムラサキツメクサ萼

ムラサキツメクサ萼

▼萼裂片の1個が特別に長い。▼萼筒の中に果実がある。

ムラサキツメクサ萼

ムラサキツメクサ果実

ムラサキツメクサ果実

▼果実は長さ約2mm、花柱が残っている。▼果実の中に種子が1個入る。▼種子は長さ約1.7mm。

ムラサキツメクサ果実

ムラサキツメクサ種子

ムラサキツメクサ種子

▼葉は3出複葉で、小葉にはV字紋がある。▼葉柄基部の托葉は膜質で大きい。

ムラサキツメクサ萼

ムラサキツメクサ葉

ムラサキツメクサ托葉

▼下部の葉は長い葉柄がある。▼葉は3出複葉で、小葉は長さ約2cm。▼葉の縁に毛がある。

ムラサキツメクサ葉

ムラサキツメクサ葉

ムラサキツメクサ葉

▼葉の裏面。▼葉の裏面は脈上に長毛がある。

ムラサキツメクサ葉裏面

ムラサキツメクサ葉裏面

ムラサキツメクサ

ムラサキツメクサ

ムラサキツメクサ

▼2013年5月16日 白花(セッカツメクサ) 大東   花序の直下に左右1対の葉がつく。

セッカツメクサ花

セッカツメクサ花

セッカツメクサ花

▼花は長さ約1.5cm。▼萼裂片の1つが他の萼片の2倍長ある。

セッカツメクサ花

セッカツメクサ花

セッカツメクサ萼

▼葉柄の基部に大きな托葉がある。

セッカツメクサ葉

セッカツメクサ托葉

セッカツメクサ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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