シダ植物の検索表 


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この表は保育社「検索入門 しだの図鑑」の検索表を転載したものです。
ヒカゲノカズラ属 クラマゴケ属 トクサ属 ハナヤスリ属 オオハナワラビ属
ゼンマイ属 コケシノブ属 アオホラゴケ属 フモトシダ属 ホングウシダ属
ホウライシダ属 イノモトソウ属 イノデ属 ヤブソテツ属 カナワラビ属
オシダ属 ヒメシダ属 メシダ属 ヘラシダ属 シケシダ属
イワデンダ属 チャセンシダ属 エゾデンダ属 ノキシノブ属 イワヒトデ属
ミツデウラボシ属


ヒカゲノカズラ属

1.茎は規則正しく2叉状に分岐して、主軸と側枝の区別がない。
 2.葉縁に不規則な鋸歯がある。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トウゲシバ
 2.葉は全縁
  3.地上または岩上に生える。茎は斜上し、上部にむかごをつける。
   4.葉はネクタイ形、基部からしだいに細くなる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒメスギラン
   4.葉はやや広いネクタイ形、ほぼ中央まで両側が平行・・・・・・・・・・・・・・・・・・コスギラン
  3.樹上または岩上に生える。茎は垂れるか斜上し、むかごをつけない。
   4.葉は鱗片状、茎に圧着し、茎はひも状で垂れる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒモラン
    5.葉は針形、中央から先はやや内曲する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ムカデカズラ
    5.葉はより広く、内曲しない。
     6.茎は直立から倒伏、葉はネクタイ形で、基部はやや狭くなる。胞子曩穂をつくらない。・スギラン
     6.茎は垂れる。葉は広いネクタイ形、ほぼ中央が最も広い。胞子曩ははっきりしない。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナンカクラン
     6.茎は垂れる。葉は三角状卵形。分岐したひも状の胞子曩穂を茎の先端につける。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヨウラクヒバ
1.茎は一部不等に分岐して、主軸と側枝の別がある。
 2.主軸は地表または地中を長くはう。茎は何回も分岐する。
  3.葉は枝に放射状にならび、みなほぼ同形、茎に合着する部分は少ない。
   4.主軸は地中をはい、そこから直立性の樹木状の側枝を出す。・・・・・・・・・・・・・マンネンスギ
   4.主軸は地表をはい、側枝は基部斜上し、樹木状でない。
    5.胞子曩穂は葉をまばらにつけた長い総梗の上に1〜数個つく。葉は全縁。
     6.側枝にも主軸と側軸が分化する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒカゲノカズラ
     6.側枝はほぼ規則正しく2叉に分かれ、主軸と側軸の分化は不明瞭。・・・・タカネヒカゲノカズラ
    5.胞子曩穂は無梗。側枝は規則正しく1〜2回2叉に分岐するだけ。ふつう葉縁に鋸歯がある。
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スギカズラ
  3.葉は枝に4列にならび、2形あり、基部は広く枝に合着する。
   4.枝は多少扁平、腹葉と背葉は側葉より多少小さい。・・・・・・・・・・・・・ミヤマヒカゲノカズラ
   4.枝はひどく扁平で葉状、腹葉は側葉より著しく小さい。・・・・・・・・・・・・・・・アサヒカズラ
 2.主軸は地表をはうが、短く、また分岐も少ない。胞子曩穂は直立する枝の先に1個つく。湿原に限られる。
  3.胞子曩穂の梗は葉を密生し、胞子葉の形や大きさは栄養葉に似ている。・・・・・・・・・ヤチスギラン
  3.胞子曩穂の梗は葉をまばらにつけ、胞子葉は広卵形。・・・・・・・・・・・・・・・イヌヤチスギラン
 2.主軸には直立するものとはうものとの分化がある。
  3.直立茎は長くのびて樹木によじのぼる。胞子曩穂は直立。・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒモズル
  3.直立茎は高さ5〜120cm程度。胞子曩穂は垂れる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミズスギ

クラマゴケ属

1.葉はみな同形、放射状につき、多列にならぶ。
 2.胞子をつける葉は放射状につき、多列にならぶ。葉はやわらかい。・・・・・・・・・・・・コケスギラン
 2.胞子をつける葉は4列にならび、胞子曩穂は四角柱状。葉は硬い。
  3.乾燥した茎は葉とともに径1.5〜2mm、茎の先端にある白色毛状の付属物の長さは葉の長さの1/3。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エゾノヒモカズラ
  3.乾燥した茎は葉とともに径1mm、茎の先端の付属物の長さは葉の長さの1/5。・・・・・・ヒモカズラ
1.葉は2形あって4列にならぶ。
 2.胞子曩をつける部分はとくに異なった形をしていない。(胞子曩穂のまとまりがない。)
  3.胞子曩は地表や岩上をはう茎の先につく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤマクラマゴケ
  3.胞子曩は直立した枝につく。
   4.腹葉は広卵形、鋭頭、長さ2〜2.5mm。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タチクラマゴケ
   4.腹葉は卵形〜卵状長楕円形、鋭頭、長さ1.5mm・・・・・・・・・・・・・・エゾノヒメクラマゴケ
 2.胞子曩をつける部分の葉は栄養葉と異形(胞子曩穂が分化している。)で小枝に頂生する。
  3.胞子葉はみな同形で4列(胞子曩穂は四角柱状になる。)
   4.茎は長く地表をはう。
    5.葉面は鮮緑色から黄緑色、背葉の縁には浅い鋸歯がある。・・・・・・・・・・・・・・クラマゴケ
    5.葉面には青緑色の光沢がある。背葉は全縁。・・・・・・・・・・・・・・・・コンテリクラマゴケ
   4.茎は地表をはわない。
    5.草姿は小樹木状。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イワヒバ
    5.草姿は樹木状ではない。
     6.直立茎は上半部のみが分岐し、葉面状。基部から匍匐枝を出す。・・・・・・・・・・・カタヒバ
     6.茎は斜上し、多くの太い根(根持体)で支えられる。匍匐枝はない。・・・・・・オニクラマゴケ
  3.胞子葉は2形あり、背側のものが大きい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒメクラマゴケ

トクサ属

●ツクシ(緑色でない胞子茎)に対する検索表

1.葉鞘の歯片の先端は全部分離している。
 2.葉鞘の歯片は暗褐色、茎は枝をださない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スギナ
 2.葉鞘の歯片は白膜縁、茎はやがて緑色の枝をだす。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤチスギナ
1.葉鞘の歯片はくっつきあって、3〜4片にまとまる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フサスギナ

●緑色の地上茎(胞子曩をつけていてもよい)に対する検索表

1.主茎の葉鞘の歯片は3個。茎は不規則に波状に屈曲し、径約1mm。・・・・・・・・・・・・・・ヒメドクサ
1.主茎の葉鞘の歯片は5個以上。茎は柱状で屈曲しない。
 2.髄腔は茎の直径の4/5以上を占めるから、茎の壁はうすい。葉鞘の歯片は黒色で、白縁部がない。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミズドクサ(ミズスギナ)
 2.髄腔は茎の直径の3/5以下で、茎の壁はあつい。
  3.茎は枝をださないか、不規則に少数の枝をだす。
   4.茎は不規則に少数の枝をだす。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イヌドクサ
   4.茎はふつう枝をださない。
    5.茎は径5〜8mm、高さ30cm以下。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トクサ
    5.茎は径0.5〜1mm、高さ25cm以下。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チシマヒメドクサ
  3.茎は規則正しく枝を輪生する。
   4.葉鞘の歯片くっつきあって3〜4片にまとまる。枝はさらに小枝を輪生。・・・・・・・・・フサスギナ
   4.葉鞘の歯片は上部がすべて独立分離し、5個以上。枝は再分岐しない。
    5.主茎の隆条上に小刺がある。葉鞘の歯片は中肋部だけ濃色。・・・・・・・・・・・・・ヤチスギナ
    5.主茎の隆条は平滑。
     6.下の枝の最下の節間は、その枝のつく主軸の節の葉鞘よりも長い。葉鞘の歯片は濃褐色から黒色。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スギナ
     6.下の枝の最下の節間は、その枝のつく主軸の節の葉鞘よりも短い。葉鞘の歯片は白膜縁をもつ。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イヌスギナ

ハナヤスリ属

1.栄養葉がない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サクラジマハナヤスリ
1.栄養葉がある。
 2.胞子には大きい網目模様があり、縁は瘤状。栄養葉の葉脈の網目は細長く二次細脈が分化。葉は単立し晩夏
  に枯れる。胞子葉がつくときは栄養葉は無柄。
  3.栄養葉は広卵形ー長楕円形。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒロハハナヤスリ
  3.栄養葉は広いネクタイ形。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナガバノハルハナヤスリ
 2.胞子に細かい網目があって、縁はなめらか、波うつ程度。葉はふつう2ー3本ずつ出て晩秋に枯れるか、常緑
  性。
  3.栄養葉は小型で、ふつう長さ1ー2cm、幅3ー7mm。・・・・・・・・・・・・・・・チャボハナヤスリ
  3.栄養葉は長さ2.5cm以上。
   4.栄養葉はうすく、脈がすけて見える。基部は単柄状となる。・・・・・・・・・・コヒロハハナヤスリ
   4.栄養葉はより厚く、脈はすかしてもよく見えない。
    5.栄養葉の基部は単柄状となる。基部近くが最も広い。
     6.栄養葉は広いくさび脚、葉脈には二次細脈が分化する。・・・・・・・・・・・・トネハナヤスリ
     6.栄養葉はくさび脚、二次細脈は分化しない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・コハナヤスリ
    5.栄養葉は無柄、中央部か、もっと上が広い。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハマハナヤスリ

オオハナワラビ属

1.胞子には瘤状突起が密生する。栄養葉の裂片は鋭鋸歯をもつ。
 2.胞子葉は栄養葉とほぼ同長、共通柄は栄養葉柄とやや同長程度。1胞子葉に2ー3枚の葉がつく。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホウライハナワラビ
 2.胞子葉は栄養葉よりはるかに長く、共通柄はかなり短い。1胞子葉あたり栄養葉は1(ー2)枚。
  3.栄養葉はややうすく、緑色で冬は縁が多少赤味をおびる。裂片の鋸歯は鋭くとがる。・・オオハナワラビ
  3.栄養葉は厚い革質、深緑色で水々しく、冬は縁が明瞭に赤くなる。裂片の鋸歯はやや鋭い。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シチトウハナワラビ
1.胞子の表面には網目状の模様がある。
 2.栄養葉の羽片と小羽片は鋭尖頭。裂片の鋸歯は鋭い。
  3.栄養葉の小羽片はかなり重なりあう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イブリハナワラビ
  3.栄養葉の羽片はあまり、またはほとんど重なりあわない。
   4.生長した葉には裏面に長い毛がある。羽片には短柄がある。・・・・・・・・・・・ウスイハナワラビ
   4.生長した葉の裏面は無毛かごく短い毛がある。羽片の柄は長く、葉は3出状・・・・・アカハナワラビ
 2.栄養葉の羽片と小羽片は円頭から鈍頭。裂片の鋸歯は鈍い。
  3.栄養葉は草質、小羽片の柄は長い。無毛。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フユノハナワラビ
  3.栄養葉は厚く、やや有毛。小羽片は無柄または短柄をもつ。
   4.植物体は高さ15ー30cm、やや有毛。裂片は鈍ーやや鋭頭。・・・・・・・・・エゾフユノハナワラビ
   4.植物体は高さ5ー15cm、毛は少ない。裂片は円ー鈍頭。・・・・・・・・・・・・・ヤマハナワラビ

ゼンマイ属

●胞子をつけていない葉による検索表

1.葉は単羽状、羽片は羽状深裂、または大きな鋸歯をもつ。
 2.羽片は革質、大きな鋸歯がある。常緑性。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シロヤマゼンマイ
 2.羽片は草質、羽状に深裂する。夏緑性。
  3.胞子葉は異形で、夏には枯れる。綿毛は赤褐色。・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤマドリゼンマイ
  3.胞子曩は葉の下につき、その部分だけ夏に枯れる。綿毛は灰白色から帯褐灰色。・・・・・オニゼンマイ
1.葉は完全2回羽状、夏緑性。
 2.小羽片の基部は切形で無柄。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゼンマイ
 2.小羽片の基部はくさび形、ふつう単柄がある。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤシャゼンマイ

コケシノブ属

1.裂片に不規則な鋸歯がある。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コウヤコケシノブ
1.裂片は全縁。
 2.葉の裏面の軸上に宿存性の毛がつく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キヨスミコケシノブ
 2.葉身は無毛、葉柄や羽軸に毛があっても早落性。
  3.葉柄の翼は著しく縮み、羽片はかなり立体的にひらく。・・・・・・・・・・・リュウキュウコケシノブ
  3.葉柄の翼は扁平からやや波状、羽片はほぼ平面的にひらく。
   4.裂片は幅1.2mm以下、胞子曩床は棒状。
    5.裂片は全形の割に幅広く、0.7ー1.2mmで暗緑色、軸に対して30°ー45°でつく。涼しい地方に多い。
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コケシノブ
    5.裂片は幅狭く、0.5ー0.6mmで明緑色ー黄緑色、軸に対して50°ー70°でつく。暖かい地方に多い。
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホソバコケシノブ
   4.裂片は幅1.5ー2.5mm、胞子曩床は塊状。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオコケシノブ

アオホラゴケ属

1.葉に偽脈がある。
 2.裂片の先端は鋭尖形、翼はやや波うつ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コケホラゴケ
 2.裂片の先端は鋭形、翼はほとんど平坦。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アオホラゴケ
1.葉に偽脈がない。
 2.葉身は掌状に広がり、長さ幅ともに1cm内外。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウチワゴケ
 2.葉身は羽状に分岐する。
  3.根茎はつる状で岸壁や樹幹をはい上がり、左右に葉をひらく。・・・・・・・・・・・・・ツルホラゴケ
  3.根茎ははうが、つる状ではない。葉は上向きにでる。
   4.葉面は格子状透きとおって見える。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニセアミホラゴケ
   4.葉面は暗緑色で、とくに透きとおって見えることはない。
    5.裂片は互いに重なりあう。
     6.裂片は数多く、幅0.7mm以下、3回羽状深裂。・・・・・・・・・・・・・・・ヒメハイホラゴケ
     6.裂片は少なく、幅1ー1.5mm、2回羽状深裂。・・・・・・・・・・・・・・・・チチブホラゴケ
    5.裂片はほとんど重なりあわない。
     6.葉軸の翼は裂片より狭く、小羽片の切れ込みが深い。・・・・・・・・・・リュウキュウホラゴケ
     6.葉軸の翼は裂片の軸とほぼ同じ。小羽片の切れ込みは浅い。
      7.葉身の長さ25cm以上、根茎の径1ー1.5mm。・・・・・・・・・・・・・・オオハイホラゴケ
      7.葉身の長さ7ー20cm、根茎の径0.5ー1mm。・・・・・・・・・・・・・・・・ハイホラゴケ
      7.葉身の長さ6cm以下、根茎の径0.3ー0.5mm。裂片は幅0.4mm以下。・・・・コハイホラゴケ

フモトシダ属

1.葉は単羽状複生、羽片は浅ー深裂、羽片の中肋の表面に毛がある。・・・・・・・・・・・・・・フモトシダ
1.葉は2ー3回羽状複生。
 2.羽片の軸の表面に毛がある。葉は2回羽状複生。
  3.最下羽片は最も大きい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クジャクフモトシダ
  3.最下羽片はいくらか短くなる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フモトカグマ
 2.羽片の軸の表面は無毛、葉は2ー3回羽状複生。
  3.ソーラスは葉縁にごく近くつく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イシカグマ
  3.ソーラスは葉縁から、ソーラスの幅の1ー3倍離れている。
   4.葉は洋紙質、2回羽状、包膜は浅いポケット状または腎形。・・・・・・・・・・・・オドリコカグマ
   4.葉は草質、3回羽状、包膜はポケット状。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウスバイシカグマ

ホングウシダ属

1.葉柄と中軸は円柱形、断面は丸い。
 2.葉頂にはくさび形の頂羽片がある。葉柄はほぼ全長紫褐色。葉身3ー7cm。・・・・サイゴクホングウシダ
 2.羽片は上方に向かってしだいに小さくなり、葉頂にはふつう頂羽片がない。葉柄は下部のみ赤褐色。葉身
  7ー25cm。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホングウシダ
1.葉柄と中軸は四角柱状、断面は四角形。
 2.胞子をつける葉は単羽状。もしごく一部2回羽状であっても、頂羽片をもつ。・・・・マルバホングウシダ
 2.胞子をつける葉は2回羽状。まれに単羽状であっても、頂羽片は不明瞭。
  3.葉縁のソーラスは連続して、長い。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シンエダウチホングウシダ
  3.葉縁のソーラスは分断されて、短い。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エダウチホングウシダ

ホウライシダ属

1.小葉の両面に剛毛がある。葉は最下の羽片のみ大きく、三出状。・・・・・・・・・・・・・スキヤクジャク
1.小葉の両面は無毛。葉形はそのようでない。
 2.葉は単羽状複生。
  3.羽片は半月状から平行四辺形。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オトメクジャク
  3.羽片はほぼ円形。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホウライクジャク
 2.葉は2ー4回羽状複生。
  3.各葉片には2ー5個のソーラスがつく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホウライシダ
  3.各葉片には1(ー2)個のソーラスがつく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハコネシダ
 2.葉は扇形に分岐する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クジャクシダ

イノモトソウ属

1.葉柄と中軸には細い鱗片が多くつく。側羽片はふつう20対以上。・・・・・・・・・・・・・モエジマシダ
1.葉柄は基部にだけ鱗片が密生し、他はほぼ裸出。側羽片は15対以下。
 2.頂羽片は規則正しく櫛歯状に深ー全裂する。
  3.栄養葉(ソーラスのつかない葉)の葉縁には鋸歯がある。
   4.葉は大型で、鳥足状に5ー7岐する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナチシダ
   4.葉は中ー大型、2回羽状に分裂する。
    5.羽軸の表側の裂片中肋が分岐するところに刺状突起がない。裸葉の小脈は葉縁に達する。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アマクサシダ
    5.羽軸の表側の裂片中肋が分岐するところに大きな刺状突起がある。裸葉の小脈は葉縁に達しない。
     6.葉柄は下部を除き緑色からワラ色、葉は大型。
      7.羽片は両側ともよく分岐する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオバノハチジョウシダ
      7.羽片は上側がほとんど分裂しない。・・・・・・・・・・・・・・・・・オオバノアマクサシダ
     6.葉柄は全体紫褐色で光沢がある。葉は中形。
      7.小脈は羽軸の両側に各側1列の網目をつくる。・・・・・・・・・・・・・・・・ヒノタニシダ
      7.網目はないか、不規則に一部結合するのみ。・・・・・・・・・・・・・・ヒカゲアマクサシダ
  3.栄養葉は全縁で、小脈は葉縁に達する。
   4.羽片は羽軸にそって白斑がある。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アルギレア(園芸品)
   4.羽片に白斑がない。
    5.羽片は基部で狭くなる。
     6.羽片の基部は広いくさび形で、短い柄状になる。葉柄基部に鱗片が多く残る。
      7.葉は硬く、やや革質、中肋上に刺はあまりない。・・・・・・・・・・・・・・ハチジョウシダ
      7.葉は草質、中肋の刺はめだつ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤクシマハチジョウシダ
     6.羽片の基部はほとんど切形、最下羽片以外は無柄。葉柄基部には少数の鱗片があるのみ。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤワラハチジョウシダ
    5.羽片の基部は狭くならない。
     6.羽片は羽軸にほぼ直角につき基部は切形、無柄。基部羽片は下向きに(1ー)2ー3小羽片をだす。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニシノコハチジョウシダ
     6.羽片は羽軸に斜めにつき、有柄もしくは無柄。無柄のとき、基部は広いくさび形。
      7.羽片は短柄があり、長い下向き小羽片は1個。・・・・・・・・・・・・ハチジョウシダモドキ
      7.羽片は無柄、基部は広いくさび形、長い下向き小羽片は1ー2個。・・・アイコハチジョウシダ
 2.頂羽片は全縁から浅裂程度。
  3.小脈は平行して、はっきりとした偽脈がある。・・・・・・・・・・・・・・・・・・キドイノモトソウ
  3.偽脈はない。
   4.栄養葉の小脈は葉縁に達する。
    5.側羽片は1ー2対、楕円形で、再分岐しない。・・・・・・・・・・・・・・クマガワイノモトソウ
    5.側羽片は裸葉でしばしば分岐し、長楕円形から線形。
     6.栄養葉は濃緑色、しばしば羽軸にそって白斑がある。側羽片は1ー2対、長楕円形から広いネクタ
      イ形。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マツザカシダ
     6.栄養葉は黄緑色、白斑はない。側羽片は(2ー)3ー5対、ネクタイ形から線形。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオバノイノモトソウ
   4.栄養葉の小脈は葉縁に達しない。
    5.上部の羽片の基部は葉軸に流れて翼となる。
     6.根茎の鱗片は長さ4ー7mm、帯黒色、葉はやや硬く、あまり2形にならない。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イツキイノモトソウ
     6.根茎の鱗片はずっと短く、濃褐色、葉はやわらかく、2形になる。・・・・・・・・イノモトソウ
    5.葉軸には翼がない。
     6.側羽片は3対以上、ふつうさらに羽状に分岐する。
      7.葉には白斑がない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホコシダ
      7.葉は白斑があり、美しい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フイリイノモトソウ
     6.側羽片は1ー3対、大きな葉では最下羽片のみ1個の小羽片をつける。
      7.裸葉の羽片は幅5mmほど。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒメイノモトソウ
      7.裸葉の羽片は幅8mm以上。
       8.胞子葉の羽片は幅5mm前後。・・・・・・・・・・・・・・・・リュウキュウイノモトソウ
       8.胞子葉の羽片は幅8mm以上。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マツザカシダ

イノデ属

1.一部の葉の先はつる状に伸びて芽をつける。葉は必ず単羽状複生。
 2.葉長25cm以上、葉軸や葉裏の鱗片は圧着性、包膜は早落性。・・・・・・・・・・・・・・オリヅルシダ
 2.葉長20cm以下のことが多い。鱗片は圧着しない。包膜は宿存性。・・・・・・・・・・・・・ツルデンダ
1.葉は芽をつけても中軸上で、つる状には伸びない。葉は単羽状ー3回羽状。
 2.羽片はほぼ左右同形。高所に生じる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タカネシダ
 2.羽片や小羽片は左右不対称。
  3.葉は十字状に3分岐し、各部は単羽状。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジュウモンジシダ
  3.葉は十字状にならず、単羽状。
   4.中軸に芽ができる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・センジョウデンダ
   4.中軸に芽はできない。
    5.高山に生える。
     6.葉は長さ4ー8cm、羽片は深ー全裂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イナデンダ
     6.葉は長さ15ー35cm、羽片は刺状歯牙縁。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒイラギシダ
    5.高山に生えない。
     6.葉柄の鱗片は卵形ー長楕円形で長さ10mmに達する。羽片は浅ー深裂。・・・ジュウモンジシダ
     6.葉柄の鱗片はネクタイ形、長さ6mm以下。羽片は鋸歯縁。・・・・・・・・・・・・タチデンダ
  3.葉は2回羽状深裂から3回羽状複生。
   4.包膜がない。葉先は急尾状。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キュウシュウイノデ
   4.包膜がある。葉先はなだらかに細くなる。
    5.葉の下部の羽片は縮小し、中部の羽片の約1/3長か、それ以下。
     6.ソーラスは小羽片の中肋よりにつく。
      7.小羽片は羽軸から独立して鈍頭、浅い鋸歯縁。・・・・・・・・・・・・・・・・・ホソイノデ
      7.小羽片の基部はいくらか羽軸に沿着し、先は鋭頭。辺縁は中ー深裂。・・・・・カラクサイノデ
     6.ソーラスは中間生または辺縁に近くつく。
      7.ソーラスは中間生。鱗片は褐色でやや硬い。・・・・・・・・・・・・・・・・・・フジイノデ
      7.ソーラスは辺縁寄り。鱗片は単褐色、とくに中部のみ濃色で、膜質。・・・・・トヨグチイノデ
    5.葉の下部の羽片は縮小しないか、やや短い程度。
     6.葉は硬い。小羽片は上先につく。
      7.葉柄は太くて短く、葉身の1/3以下。葉は厚い。・・・・・・・・・・・・・・ヤシャイノデ
      7.葉柄は細く、葉身の3/4か、それ以上。
       8.葉軸の鱗片は幅1.5mmに達する。葉は厚い。 ・・・・・・・・・・・・・・・・オニイノデ
       8.葉軸の鱗片は細く、幅1mm以下。葉はややうすい。
        9.小羽片は多少羽軸に沿着する。葉柄の鱗片は褐色。ソーラスは葉の上部からつきはじめる。
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオキヨズミシダ
        9.小羽片は独立する。葉柄の鱗片は黒褐色。ソーラスは葉の下部からつきはじめる。
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒメカナワラビ
     6.葉は洋紙質から草質。中部の羽片では小羽片は下先につく。
      7.葉軸下面の鱗片は幅広く、長楕円形から広卵形。夏緑性。
       8.葉軸下面の鱗片は広卵形。
        9.葉軸下面の鱗片は下向きにつき、長さ5mm以下。 ・・・・・・・・・・・・サカゲイノデ
        9.葉軸下面の鱗片は上向きから横向き、長さ7mm以上。 ・・・・・・・・・ツヤナシイノデ
       8.葉軸下面の鱗片は長楕円形からネクタイ形。
        9.葉柄には黒い鱗片がないか、あっても最下部のみ。・・・・・・・・・・・イワシロイノデ
        9.葉柄と葉軸には黒い鱗片がおおい。・・・・・・・・・・・・・・・・・ミョウコウイノデ
      7.葉軸下面の鱗片は線形からネクタイ形。葉柄以外に広い鱗片はない。常緑性。
       8.ソーラスは小羽片の耳垂羽軸寄り(下側)に優先的につく。葉面には光沢がない。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サイコクイノデ
       8.ソーラスはそのようなつきかたをしない。
        9.下部羽片はやや縮小する。ソーラスは小羽片の耳垂の反対軸寄り(上側)に優先的につく。
         葉面は黄緑色で、光沢がない。
         10.鱗片は膜質で淡褐色。ソーラスは葉縁寄りにつく。 ・・・・・・・・・トヨグチイノデ
         10.鱗片はやや硬くて褐色。ソーラスは中間生。 ・・・・・・・・・・・・・・フジイノデ
        9.下部の羽片はほとんど、または全く縮小しない。葉面には光沢がある。
         10.葉柄の少なくとも基部付近には、やや硬い黒色ー黒褐色の鱗片がある。
          11.葉柄から葉軸の鱗片は黒色で著しい。小羽片の鋸歯の先の刺は開出する。
           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サクラジマイノデ
          11.葉軸には黒色鱗片がないか、少数。鋸歯の先きの刺は葉縁に沿うようにでる。
           12.ソーラスは耳垂の上下または上側(反対軸側)に優先的につく。黒色鱗片はしば
            しば中軸に及ぶ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナンピイノデ
           12.ソーラスは葉の上部からつきはじめ、耳垂の上下とは関係しない。黒色(黒栗色)
            鱗片は葉柄のみ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カタイノデ
         10.葉柄の鱗片は褐色から赤褐色。もし、濃色の縞が入っても鱗片全体には及ばない。
          11.葉は長さ40cm以下で、ロゼット状に地表に開く。ソーラスはごく辺縁寄り。葉軸の
            鱗片は乾くとねじれる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チャボイノデ
          11.葉はふつう長さ50cm以上、斜上して開く。ソーラスはごく辺縁寄りということはな
            い。
           12.ソーラスは縁寄りにつく。
            13.葉軸の鱗片は糸状で、縁に少し辺毛がある。葉は直立から、やや斜上。
              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アイアスカイノデ
            13.葉軸の鱗片は細いネクタイ形、縁は毛状細裂する。葉は斜上から平伏。
              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イノデモドキ
           12.ソーラスは少なくとも葉の上部では、中間か中肋寄り。
            13.葉柄や葉軸下部には栗色の縞をもつ鱗片がある。包膜の縁には著しい欠刻がある。
              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シムライノデ
            13.葉柄下部の鱗片は一様に褐色から赤褐色。包膜はほぼ全縁。
             14.葉軸下面の鱗片は糸状で、乾くとねじれる。 ・・・・・・・・・アスカイノデ
             14.葉軸下面の鱗片は細いネクタイ状から狭卵形。不規則に開出し、乾いてもねじ
               れない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イノデ

ヤブソテツ属

1.葉の頂羽片は、はっきり分化しない。葉脈の網目は羽軸のそれぞれの側に1ー2列。
 2.羽片は全縁に近く、基部前側の耳垂は発達しない。・・・・・・・・・・・・・・・・・ホソバヤブソテツ
 2.羽片は鋭い鋸歯縁、基部前側(ときに後側も)にはっきりとした耳垂がつく。・・・・・・・ミヤジマシダ
1.頂羽片は明瞭、葉脈の網目は羽軸のそれぞれの側に3列以上。
 2.羽片の基部に尖った耳垂が発達し、辺縁には刺状の細鋸歯がある。ソーラスは羽軸を中心につきはじめる。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・メヤブソテツ
 2.羽片の辺縁には鋸歯がないか、あっても刺状にならない。ソーラスは羽片の葉縁寄りからつきはじめる。
  (クマヤブソテツは例外)
  3.葉は厚い革質、濃緑色で美しい光沢がある。羽片先端部には鋭鋸歯がない。包膜はふつう中心が黒い。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オニヤブソテツ
  3.葉はややうすい革質から洋紙質、羽片先端部には常に鋭鋸歯がある。
   4.包膜は小型でソーラスの中心部をおおうのみ。羽片は4ー7対で幅広く、ソーラスは羽軸中心につきはじ
    める。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クマヤブソテツ
   4.包膜は大型で、はじめソーラスを完全におおう。ソーラスは葉縁寄りからつきはじめる。
    5.羽片は広くて10対以下、耳垂はまったく発達しない。頂羽片は側羽片より大きいか、同大くらい。
     6.羽片の基部は円形、包膜は灰白色、側羽片は1ー7対。・・・・・・・・・・・ヒロハヤブソテツ
     6.羽片の基部はくさび形、包膜は中心が黒褐色、側羽片は6ー10対。・・・・・ツクシヤブソテツ
     6.羽片の基部は上側が切形、下側がくさび形、包膜は灰白色。・・・・・・・・・・ヤマヤブソテツ
    5.羽片は狭くて、10ー30対、頂羽片は下部の羽片よりずっと小さい。
     6.包膜は灰白色。
      7.羽片は10ー15対、やや幅広く、基部には多少とも耳垂が顕著。・・・・・・・ヤマヤブソテツ
      7.羽片は15ー30対、幅狭い。
       8.基部の耳垂は発達しない。表面には光沢があり、ソーラスは羽片裏面に広くつく。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤブソテツ
       8.基部の耳垂多少とも顕著。表面には光沢がなく、ソーラスは羽片の縁寄りに集まる。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イノウエヤブソテツ
     6.包膜は中心が黒褐色。
      7.羽片は7ー10対。基部はくさび形、耳垂がない。・・・・・・・・・・・・ツクソシヤブソテツ
      7.羽片は10対以上、基部はくさび形から切形。
       8.羽片基部に耳垂がない。羽片は中部まで両側平行。・・・・・・・・・・・・イズヤブソテツ
       8.羽片基部の耳垂はよく発達する。羽片は基部が最も広く、先へ向かってしだいに狭まる。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミヤコヤブソテツ

カナワラビ属

1.葉はうすい紙質、表裏両面に毛が多い。
 2.包膜の辺縁に縁毛がない。中軸や羽軸には鱗片が多く残る。・・・・・・・・・・・・・・・・ナライシダ
 2.包膜の辺縁に縁毛がある。中軸や羽軸には鱗片がほとんど残らない。・・・・・・・・・ヒロハナライシダ
1.葉は洋紙質から革質、表面は無毛。
 2.葉は単羽状複生もしくは最下部の羽片のみ全裂する。羽片や小羽片には耳垂がない。・・・・・オトコシダ
 2.葉は2回羽状複生。
  3.葉柄と中軸には茶褐色ー黒褐色の鱗片が密生する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・シノブカグマ
  3.葉柄上部と中軸はほとんど裸出。
   4.側羽片のうち大型のものは10対以上。ソーラスは葉の下部からつく。・・・・・・・リョウメンシダ
   4.側羽片のうち大型のものは10対以下。ソーラスは葉の上部からつく。
    5.葉は2回羽状複生。
     6.頂羽片がある。
      7.ソーラスは中間生。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シビカナワラビ
      7.ソーラスは縁生。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオカナワラビ
     6.頂羽片ははっきりしない。
      7.葉は柔らかく、洋紙質。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒュウガカナワラビ
      7.葉は硬紙質からうすい革質。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ツルタカナワラビ
    5.葉は3ー4回羽状複生。
     6.根茎は長くはい葉をまばらに出す。
      7.葉先は急に狭くなって、頂羽片状。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホソバカナワラビ
      7.葉先はなだらかに狭くなる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミヤコカナワラビ
     6.根茎は短くはい、葉を密に出す。
      7.葉柄は成葉でも紫色をおびる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミドリカナワラビ
      7.成葉の葉柄は淡紅色から緑色、またはわら色。
       8.葉は洋紙質。
        9.最下の小羽片のほかは2回羽状複生。
         10.葉先は急に狭まって、頂羽片状。ソーラスは中間生。 ・・・・・・ハガクレカナワラビ
         10.葉頂には頂羽片がある。ソーラスは縁生。 ・・・・・・・・・・・・・オオカナワラビ
        9.完全3回羽状か、それ以上に切れ込む。
         10.葉辺の鋸歯は芒状に突出する。葉は4回羽状。 ・・・・・・・・・・イツキカナワラビ
         10.葉辺の鋸歯は短い。葉は3ー4回羽状。・・・・・・・・・・・・・サンヨウカナワラビ
       8.葉は硬紙質から革質。
        9.最下の小羽片のほかは2回羽状。
         10.葉先は頂羽片状。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハカタシダ
         10.葉先はなだらかに狭くなる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オニカナワラビ
        9.葉は完全3ー4回羽状。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コバノカナワラビ

オシダ属

1.羽軸や小羽軸の下面に袋状の鱗片がない。もし鱗片があれば、基部は扁平。
 2.頂羽片は明瞭に独立する。
  3.羽片は全縁から浅い鋸歯縁。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナガサキシダ
  3.羽片は羽状に中ー深裂する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナガサキシダモドキ
 2.頂羽片はないか、不明瞭。
  3.葉は単羽状複生。小羽片は独立しない。
   4.羽片は鋸歯縁から羽状中裂まで。
    5.裂片の主脈は羽軸から著しく弓状に曲がって出る。各羽片の最下の裂片はとくに大きく、耳垂状。
     6.根茎は直立。下部の羽片は著しく縮小する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タニヘゴ
     6.根茎ははう。下部の羽片はいくらか縮小する。・・・・・・・・・・・・・・・・タニヘゴモドキ
    5.裂片の主脈はあまり曲がってつかない。各羽片の最下の裂片は耳垂状でない。
     6.側羽片は8ー15対。羽片は基部のみしばしば深裂し、支脈は2岐する。葉は厚い。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオミネイワヘゴ
     6.側羽片は15対以上。支脈はほぼ単条。
      7.ソーラスは葉縁寄りにつく。葉脈は表面で著しく凹む。
       8.葉柄下部の鱗片は黒褐色、ふちに刺状突起がある。ソーラスはやや辺縁から離れるが、規則
        正しく2−3列にく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ツツイイワヘゴ
       8.葉柄下部の鱗片は淡褐色から褐色で全縁。
        9.ソーラスは著しく辺縁寄りにつき2ー3列にならぶ。羽片は基部から2/3まで両側平行。
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ツクシオオクジャク
        9.ソーラスは辺縁から羽軸との中間部まで広くちらばる。羽片は基部から中部まで両側平行。
         10.裂片中肋の間隔は3ー5mm、最下裂片は独立しない。 ・・・・・・オオクジャクシダ
         10.裂片中肋の間隔は2ー3mm、最下裂片はしばしば独立。・・・エビノオオクジャクシダ
      7.ソーラスは羽軸寄り、または中間生。葉脈はあまり凹まない。葉柄下部の鱗片は黒褐色から
       黒色で、まれに褐色、辺縁には突起がでる。
       8.下部の羽片ははっきり縮小する。葉脈は表面にあきらかに凹む。
        9.羽片は中裂。ソーラスは裂片の中肋の両側に羽軸寄りにつく。・・・・・・・・ワカナシダ
        9.羽片は鋸歯縁から浅裂。
         10.ソーラスは中肋寄り。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クマイワヘゴ
         10.ソーラスは中間生。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キヨスミオオクジャク
       8.下部の羽片はほとんど縮小しない。脈は表面にわずかに凹む程度。
        9.包膜はソーラスにうもれ、ごく小さい。葉は革質、羽片は20対前後。最下羽片には単柄が
         つく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ツクシイワヘゴ
        9.包膜は1mmをこえ、はっきり見える。葉は紙質、羽片は20ー30対。羽片は無柄。鱗片は
         黒ー黒褐色、まれに褐色。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イワヘゴ
   4.羽片は羽状深ー全裂だが、裂片は羽軸に流れてつき、独立はしない。
    5.葉は小さく、全長10ー20cm、腺毛が多い。包膜は大きく、径2mm以上。・・・・・・ニオイシダ
    5.葉はより大型で、通常50cm以上、包膜は径1.5mm以下。
     6.根茎は長くはう。葉柄は葉身の1/2ー3/4長。・・・・・・・・・・・・・・・ミヤマベニシダ
     6.根茎は太く直立から斜上、葉柄は葉身の1/2以下。
      7.葉は硬紙質、羽片の先は尾状にのびる。包膜はのちに2裂しやすい。・・・・オオヤグルマシダ
      7.葉は草質から軟紙質、羽片は鋭ー鋭尖頭。包膜は裂けない。
       8.葉面は浅緑色ー黄緑色。葉柄の鱗片は黄褐色で密生しない。・・・・・・・・カラフトメンマ
       8.葉面は濃緑色。葉柄の鱗片は黒色ー濃褐色で密生する。
        9.鱗片は黒色ー黒褐色、裂片の幅1.5ー2.5mm。支脈は単条。・・・・・・ミヤマクマワラビ
        9.鱗片は濃褐色、ときに褐色。裂片は幅3ー5mm、基部の支脈は2岐をまじえる。・・オシダ
  3.葉は完全2回羽状複生かそれ以上、従って小羽片は独立する。
   4.葉縁の鋸歯の先は芒状に伸びる。夏緑性。
    5.最下羽片の最下下側(後側)の小羽片は最大。
     6.根茎は短くはう。葉柄の鱗片には濃色の縞がある。・・・・・・・・・・・・・・・シラネワラビ
     6.根茎は長くはう。葉柄の鱗片は淡色。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オクヤマシダ
    5.最下羽片の最下下側の小羽片は縮小する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イワカゲワラビ
   4.葉縁の鋸歯は芒状でない。
    5.葉軸と羽軸には鱗片が残らない。
     6.葉は卵状長楕円形から楕円形。
      7.ソーラスは葉の上部の羽片にだけつく。葉脈は著しく凹む。葉柄には鱗片が多く残る。夏緑性。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミヤマイタチシダ
      7.発育のよい葉では全面にソーラスがつく。葉脈はわずかに凹む。葉柄の(特に上部の)鱗片は
       落ちやすい。
       8.羽片は鋭尖頭、小羽片は5対以上独立し、包膜はやや平ら。
        9.小羽片は外(下)先につく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナガバノイタチシダ
        9.最下の小羽片はほぼ対生する。・・・・・・・・・・・・・・・・リュウキュウイタチシダ
       8.羽片の先端は尾状、小羽片は2ー3対独立し、包膜はコウモリ傘状につき、3片に割れやすい。
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イヌタマシダ
     6.葉は卵状五角形から卵状三角形。
      7.最下羽片はとくに大きく長柄(2cm以上)をもつ。葉柄基部の鱗片は長さ5ー10mm。
       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サクライカグマ
      7.最下羽片はとくに大きいことはなく、柄はより短く1ー1.5cm。
       8.葉柄はわら色。葉柄基部の鱗片は長さ1.5cmに達する。高山性。・・・・シロウマイタチシダ
       8.葉柄は濃褐色で光沢がある。葉柄基部の鱗片は長さ4ー10mm、暖地にまれ。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クロミノイタチシダ
    5.葉柄から羽軸にかけて、鱗片が宿存する。
     6.最下羽片の下向きダイ小羽片は最大。
      7.鱗片は細く、柄から羽軸まで密に圧着する。最下羽片の柄は長い。
       8.包膜は大きく、永く残る。鱗片は黒褐色。・・・・・・・・・・・・・・・ヨゴレイタチシダ
       8.包膜は小さく、目立たない。鱗片は褐色。・・・・・・・・・・・・・ニセヨゴレイタチシダ
      7.鱗片はあまり圧着しない。
       8.鱗片は褐色で、広い。胞子をつける葉は卵状長楕円形。・・・・・・・・・ミヤマイタチシダ
       8.鱗片は黒褐色で、狭い。葉はすべて五角形。・・・・・・・・・・・・・・・・ミサキカグマ
     6.最下羽片の下向き第1小羽片は等長または縮小。
      7.鱗片の縁には顕著なギザギザがある。小羽片は多く独立する。・・・・・・・・・ギフベニシダ
      7.鱗片は全縁、もしくはまばらに突起がでる。小羽片は羽片基部のものだけ独立する。
       8.葉柄の鱗片は黒褐色から黒色。ソーラスのつく羽片は縮小しない。
        9.羽片は約10対、単腺毛をもつ。ソーラスは裏全体につく。・・・・・メズラシクマワラビ
        9.大きな羽片は12ー20対、腺毛がない。ソーラスは葉の上部につく。 ・・・・オクマワラビ
       8.葉柄の鱗片は赤褐色、ソーラスのつく羽片は縮小する。・・・・・・・・・・・・クマワラビ
1.羽軸や小羽軸の下面に基部は丸くふくれた袋状の小型鱗片がつく。
 2.最下羽片の下向き第1小羽片は縮小する。単羽状のとき、ソーラスは中肋寄り。
  3.葉は単羽状。羽片は鈍鋸歯縁から中裂程度。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナチクジャク
  3.葉は2回羽状から4回羽状複生。
   4.小羽片は内(上)先につく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ムカシベニシダ
   4.小羽片は外(下)先につく。
    5.葉柄の鱗片の縁には顕著なギザギザがある。
     6.葉柄から羽軸にかけて、鱗片は密生する。ソーラスは縁寄りから中間生。・・・サイコクベニシダ
     6.鱗片はかなりまばら。ソーラスは中間生、ときに中肋寄り。・・・・・・・・・・・ギフベニシダ
    5.葉柄の鱗片には突起がまばらに出るか、全縁。
     6.包膜がない。ソーラスは葉の下部からつきはじめる。・・・・・・・・・・・・・ヌカイタチシダ
     6.包膜がある。ソーラスは葉の上部からつきはじめる。
      7.ソーラスは中間生、または辺寄りにつく。
       8.羽片は無柄で、葉軸に直角またはほぼ直角につく。葉軸と羽軸裏には袋状鱗片が多い。
        9.ソーラスは辺寄りから、やや中間生。葉柄と葉軸、若葉は美しい紫色。鱗片は黒い。
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ムラサキベニシダ
        9.ソーラスは中間生。葉柄と葉軸は紫色でない。
         10.葉柄基部の鱗片は黒色ー黒褐色で、細いネクタイ形。・・・・・ヌカイタチシダモドキ
         10.葉柄の鱗片は褐色−淡褐色で、広いネクタイ形。
          11.葉柄の上部から羽軸にかけて、鱗片はまばら。
           12.小羽片は羽軸に傾いてつく。包膜は必ず赤い。・・・・・・・・・オワセベニシダ
           12.小羽片は羽軸に直角につく。包膜はふつう灰白色。・・・・ヌカイタチシダマガイ
          11.葉柄から葉軸には鱗片が密生する。・・・・・・・・アツギノヌカイタチシダマガイ
       8.羽片は小柄があり、羽軸と傾いてつく。袋状鱗片はごくまばら。葉面は浅緑色ー黄緑色。
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオベニシダ
      7.ソーラスは中肋寄りにつく。
       8.小羽片は円頭から鈍頭、葉柄の鱗片は赤褐色。
        9.小羽片や羽片は軸に傾いてつく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マルバベニシダ
        9.小羽片や羽片は軸に直角につく。・・・・・・・・・・・・・・・・マルバベニシダモドキ
       8.小羽片は鋭頭、ときに鈍頭。葉柄の鱗片は暗褐色。
        9.葉先は漸尖し、尾状にならない。最下羽片の下向き第1小羽片は鋸歯縁から浅裂程度。
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ベニシダ
        9.葉先は尾状。下向き第1小羽片はふつう中ー深裂する。
         10.小羽片は細いネクタイ形から線形。包膜はふつう赤い。
          11.羽片の先は急に尾状となる。下向き小羽片は深裂する。・・・・ハチジョウベニシダ
          11.羽片の先は鋭尖頭。下向き小羽片は中裂程度。・・・・・・・・・ホコザキベニシダ
         10.小羽片は広いネクタイ形。包膜はふつう灰白色。・・・・・・・・・・・トウゴクシダ
 2.最下羽片の下向き第1小羽片は最大。
  3.葉は洋紙質。
   4.葉柄の鱗片は褐色、包膜は赤い。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オワセベニシダ
   4.葉柄の鱗片は黒褐色、包膜は灰白色。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タカサゴシダ
  3.葉は厚く、革質。
   4.葉軸の鱗片は開出する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イワイタチシダ
   4.葉軸の鱗片は斜上する。
    5.葉柄下部の鱗片に赤褐色のものがある。羽片は深ー全裂し、基部から中央部まで両側平行。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナンカイイタチシダ
    5.葉柄の鱗片は黒色から黒褐色。
     6.葉柄の鱗片は黒色で、縁に白い部分がある。最下羽片の柄は長い。・・・・・・・ヒメイタチシダ
     6.葉柄の鱗片に白い縁どりはない。最下羽片の柄はやや短い。
      7.葉柄の鱗片は黒褐色、葉身は広卵形から卵形。最下第1小羽片はとくに長い。・オオイタチシダ
      7.葉柄の鱗片は黒褐色から褐色。最下第1小羽片は等長もしくはやや長い。・・・シビイタチシダ
      7.葉柄の鱗片はほぼ黒色、葉身は長卵形から卵状楕円形。最下第1小羽片やや長いか、顕著に長い。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤマイタチシダ

ヒメシダ属

1.葉脈は全て遊離。
 2.包膜がない。
  3.葉身の上部をのぞいて、中軸に翼がない。
   4.羽片基部に通気孔がない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タチヒメワラビ
   4.通気孔がある。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミゾシダモドキ
  3.羽片の基部の葉面は中軸に流れて翼をつくる。
   4.葉身は広いネクタイ形、羽片は10対以上。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゲジゲジシダ
   4.葉身は三角形ー三角状卵形、羽片は10対以下。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミヤマワラビ
 2.包膜がある。
  3.羽片の基部裏側に通気孔がある。
   4.葉の長さ1m以下、葉柄は多少とも緑色を帯びる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・イブキシダ
   4.葉の長さ1.5ー2m、葉柄は褐色。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオイブキシダ
  3.通気孔がない。
   4.小脈は葉縁に達しない。
    5.葉は単羽状複生、羽片は中ー深裂する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤワラシダ
    5.葉は2ー4回羽状複生。
     6.根茎は長くはう。葉身三角形ー長三角形、中形。
      7.葉柄はネズミ色で、短毛を密生。葉身は三角形。・・・・・・・・・・・・ヨコグラヒメワラビ
      7.葉柄は淡緑色、毛は上部の前面にしかない。・・・・・・・・・・・・・・・ツクシヤワラシダ
     6.根茎は短く斜上する。葉身は卵形ー広卵形、大型。
      7.葉は鮮緑色、小羽片には短い柄がつく。・・・・・・・・・・・・・・・・・ミドリヒメワラビ
      7.葉は黄緑色から白緑色、小羽片は無柄。
       8.葉裏の毛は一細胞長で短い。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒメワラビ
       8.葉裏の毛は2ー5細胞からなり、長い。・・・・・・・・・・・・・・・・アラゲヒメワラビ
   4.小脈は葉縁に達する。
    5.小脈はニ又するものがある。
     6.根茎は長くはう。葉の下部の羽片は縮小しない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒメシダ
     6.根茎は短くはう。葉の下部の羽片はいちじるしく縮小する。・・・・・・・・・・オオバショリマ
    5.小脈は単条。
     6.葉の下部の羽片は著しく縮小する。
      7.根茎は長くはう。ソーラスは葉縁寄りにつく。・・・・・・・・・・・・・・・ホソバショリマ
      7.根茎は太く短くはう。ソーラスは中肋よりにつく。・・・・・・・・・・・・・・ニッコウシダ
     6.葉の下部の羽片はほとんど、またはまったく縮小しない。
      7.葉柄の最基部には長毛が密生する。根茎はやや太く短くはう。・・・・・・・・オオハシゴシダ
      7.葉柄には短毛と基部に鱗片がある。根茎は細長くはう。
       8.包膜は径約1mm、葉は柔らかい。夏緑性。
        9.包膜の背は有毛。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハリガネワラビ
        9.包膜の背は無毛。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イワハリガネワラビ
       8.包膜は径約0.5mm、葉はやや硬く、光沢がある。常緑性。
        9.葉は小さく、ほとんど無毛。羽片は卵形ー斜め卵形で、基部に1ー3対の裂片がある。
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒメハシゴシダ
        9.葉は長さ10cm以上、有毛。羽片は長三角形からネクタイ形、裂片は6対以上。
         10.羽片は長三角形、鋭ー鈍頭、最下前側の裂片は独立する。・・・・・・・コハシゴシダ
         10.羽片はネクタイ形、鋭尖頭からやや尾状、裂片は独立しない。・・・・・・ハシゴシダ
1.葉脈は少なくとも1部で結合する。
 2.各羽片は基部が狭まり、ソーラスは辺よりつく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・テツホシダ
 2.各羽片の基部はせばまらない。
  3.下部の1ー2対の羽片は著しく縮小する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クシノハシダ
  3.下部の羽片は縮小しないか、ゆっくり縮小する。
   4.根茎は短く、斜上から直立。最下羽片は中央の羽片の1/2ー1/3長。・・・・・・・・・イヌケホシダ
   4.根茎は長くはう。最下羽片は中央の羽片と等長、またはやや短い。
    5.葉面の毛は短くて少ないから、一見無毛状。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホシダ
    5.葉面の毛は白くて長いから、葉面はビロード状。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケホシダ

メシダ属

1.根茎は地中を長くはう。
 2.葉は2回羽状全裂から複生。葉頂や羽片頂は急尾状。ソーラスは細長い。・・・・・・・・・・イヌワラビ
 2.葉は3ー4回羽状複生。ソーラスは短いか丸い。
  3.葉は広三角形で、小羽片は外(下)先につく。・・・・・・・・・・・・・・・・・カラフトミヤマシダ
  3.葉は卵形、小羽片は内(上)先につく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・テバコワラビ
1.根茎は短く、直立または斜上し、葉を叢生する。
 2.包膜はごく小型で、ソーラスに埋もれる。3回羽状。・・・・・・・・・・・・・・・・・オクヤマワラビ
 2.包膜はよく発達し、宿存する。
  3.包膜の縁は辺毛状に裂ける。
   4.葉の下部の羽片は多少とも短くなる。
    5.葉身は長さ10ー40cm。
     6.羽片は斜上する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミヤマヘビノネゴザ
     6.下部の羽片は逆向して下を向く。
      7.羽片の基部付近の裂片は独立して小羽片状。・・・・・・・・・・・・・・・サカバサトメシダ
      7.羽片は全体に中裂程度、裂片は独立しない。・・・・・・・・・・・・・・・サカバイヌワラビ
    5.葉身は長さ40ー60cm。
     6.葉柄は葉身の約1/2、鱗片は光沢のある黒色で、やや硬い。・・・・・・・・・・・ミヤマメシダ
     6.葉柄は葉身の2/3ー等長程度、鱗片は暗褐色で膜質。・・・・・・・・・・・・・・・エゾメシダ
   4.下部の羽片は縮小しない。
    5.葉柄や中軸は淡紫色をおびる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオサトメシダ
    5.葉柄や中軸は淡緑色からわら色。
     6.葉身は卵形から楕円形。
      7.葉柄は葉身とほぼ等長。ソーラスは小羽片の各裂片に数個つく。・・・・・・・・・サトメシダ
      7.葉柄はふつう葉身より多少長い。ソーラスは小羽片の各裂片に1ー2個つく。
       8.中部羽片の小羽片は外(下)先につく。・・・・・・・・・・・・・・・・タカネサトメシダ
       8.中部羽片の基部小羽片は対生状。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コシノサトメシダ
  3.包膜の縁は辺毛状には裂けない。
   4.小羽片の中肋上には直立する軟刺毛がある。
    5.小羽片は著しく内(上)先につく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シマイヌワラビ
    5.小羽片は外(下)先または対生状。
     6.葉は厚い草質。鋸歯は鈍頭から鋭頭。軟刺毛は短い。・・・・・・・・・・・タカサゴイヌワラビ
     6.葉はうすい草質。鋸歯は鋭尖頭から芒状。軟刺毛は長い。
      7.小羽片は長楕円形で左右相称。羽軸裏面は無毛。・・・・・・・・・・・・・ミヤコイヌワラビ
      7.小羽片は長三角形で左右不対称。羽軸裏面に細毛が多い。
       8.葉は細長く、裂片はこみあってつく。葉先には秋に芽がつく。・・・・・・ホソバイヌワラビ
       8.葉は卵形から広卵形、裂片はまばらにつく。葉先に芽がつかない。・・・トガリバイヌワラビ
   4.小羽片の中肋の表には軟刺毛がないか、ほとんどめだたない。
    5.葉は垂れる。葉は単羽状、羽片は羽状中裂する。・・・・・・・・・・・・・・・・イワイヌワラビ
    5.葉は斜上から直立。2回羽状ー4回羽状、まれに単羽状。
     6.羽片には4mmか、それ以上の柄がつく。
      7.羽片の柄はかなり短い。最下羽片の最基部の小羽片は、最長のものの1/3程度に短縮する。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤマイヌワラビ
      7.羽片の柄はかなり長い。最基部の小羽片は短縮しても1/2程度。
       8.葉柄基部の鱗片はネクタイ形で、濃褐色の縞が入る。葉はうすい草質、羽軸裏面は無毛、
        小羽片の耳垂は大きい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カラクサイヌワラビ
       8.葉柄基部の鱗片は狭いネクタイ形で小さい。葉は厚い草質。羽軸裏面はふつう細毛が密生、
        小羽片の耳垂は小さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒロハイヌワラビ
     6.羽片は無柄か、短柄があっても長さ2ー3mm程度。
      7.ソーラスは中間生か辺寄りにつく。羽軸表の小羽軸との分岐点には刺がない。
       8.葉柄基部の鱗片には広いネクタイ形で長さ15mmほどのものが多い。葉身は2ー3回中裂。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キリシマヘビノネゴザ
       8.葉柄基部の鱗片は狭いネクタイ形から線形。
        9.葉はうすい草質、鱗片は長さ15mm程のものがまじる。・・・・・・・ウスバヘビノネゴザ
        9.葉は草質、鱗片はふつう長さ7ー10(ー12)mm。
         10.葉は下方が狭くなる。葉柄はふつう葉身より短く、紫色をおびる。
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タカネヘビノネゴザ
         10.葉は下方が狭くならない。葉柄はふつう葉身と同長位、紫色を帯びないことが多い。
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘビノネゴザ
      7.ソーラスは下端が中肋に接する。羽軸と小羽軸の分岐点には、ふつう刺がある。
       8.葉はやや硬い草質、小羽片は小さくて鈍頭、鱗片は黒い。・・・・・・・・オトメイヌワラビ
       8.葉は硬紙質からやや革質。
        9.小羽片は独立せず、基部が羽軸に流れるか、葉は単羽状。
         10.葉柄基部の鱗片は黒褐色。
          11.葉は広いネクタイ形、単羽状ー単羽状浅裂。・・・・・・・・・・ヘイケイヌワラビ
          11.葉は卵形から長楕円状三角形、2回中ー深裂。・・・・・・・・・・シビイヌワラビ
         10.葉柄基部の鱗片は明褐色ー濃褐色。・・・・・・・・・・・・・・・ツクシイヌワラビ
        9.小羽片は羽軸から完全に独立する。
         10.葉柄基部の鱗片は黒褐色から黒色。羽軸の表の刺は顕著。
          11.葉面は卵状三角形から卵状長楕円形。小羽片はややうすくて、硬く、鋭頭。
           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タニイヌワラビ
          11.葉面は三角形から卵状三角形。小羽片はやや厚ぼったくて軟らかく、鈍頭。
           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サキモリイヌワラビ
         10.葉柄基部の鱗片は褐色から明褐色。
          11.葉柄と中軸の中部以下は淡緑色。・・・・・・・・・・・・・・アオグキイヌワラビ
          11.葉柄と中軸は淡紫色。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ツクシイヌワラビ

ヘラシダ属

1.葉脈の一部は網状に結合する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クワレシダ
1.葉脈はすべて遊離。
 2.葉は単葉、鋸歯縁から深裂、下部のみ全裂。
  3.葉は全縁から鋸歯縁。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘラシダ
  3.葉は下部羽状に深ー全裂する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ノコギリヘラシダ
 2.葉は単羽状複生。
  3.頂羽片は独立する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フクレギシダ
  3.頂羽片がない。
   4.羽片基部には著しい耳垂がある。
    5.上部の羽片は中軸に流れつく。葉は草質。独立羽片は10対以下。・・・・・・・・・イヨクジャク
    5.上部の羽片も中軸に流れない。葉は洋紙質。
     6.独立羽片10ー15対、羽片は尾状鋭尖頭、長さ5ー10cm。・・・・・・・・・・・・ノコギリシダ
     6.独立羽片10対以下、羽片は鈍頭、長さ2ー4cm。・・・・・・・・・・・・・・ヒメノコギリシダ
   4.羽片には耳垂がないか、はっきりしない。
    5.葉は厚い洋紙質、常緑性。
     6.羽片は細いネクタイ形、ソーラスは羽片の中肋の各側に1列に並ぶ。・・・・ホソバノコギリシダ
     6.羽片はネクタイ形、ソーラスは中肋の各側に2列以上に並ぶ。・・・・・・・ミヤマノコギリシダ
    5.葉は草質で軟らかく、夏緑性。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウスバミヤマノコギリシダ
 2.葉は2回羽状複生またはそれ以上細かく分裂する。
  3.葉柄と葉軸は赤褐色で光沢がある。葉柄基部の鱗片は透明質。・・・・・・・・・・・・・・ヌリワラビ
  3.葉柄はそのようでない。葉柄基部の鱗片は不透明。
   4.包膜の縁は不規則に細裂する。
    5.葉柄と葉軸は鱗片が多い。葉裏は有毛。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キタノミヤマシダ
    5.葉柄基部以外には鱗片がほとんどない。葉裏は無毛。
     6.小羽片は深裂し、小脈は2岐のものをまじえる。・・・・・・・・・・・・・・オニヒカゲワラビ
     6.小羽片は鋸歯縁ー中裂、小脈はみな単条。
      7.葉柄基部の鱗片には黒縁がある。根茎は直立。・・・・・・・・・・・・・ヒロハノコギリシダ
      7.鱗片には黒縁がない。根茎は、はう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤクシマワラビ
   4.包膜は全縁または深くソーラスを巻き込む。
    5.中軸まで鱗片が多い。
     6.根茎は短くはう。小羽片は浅ー深裂。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キヨタキシダ
     6.根茎は長くはう。小羽片は深ー全裂。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミヤマシダ
    5.鱗片は葉柄の下部に集中し、他はほとんど裸出。
     6.葉柄基部の鱗片は黒色で、多数あり、宿存性。
      7.ソーラスは中肋寄り。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オキナワコクモウクジャク
      7.ソーラスは中間生。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コクモウクジャク
      7.ソーラスはやや辺縁よりにつく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニセコクモウクジャク
     6.葉柄基部の鱗片は少数で、ときに脱落性。
      7.ソーラスは中間生。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シロヤマシダ
      7.ソーラスの下端は中肋に接する。
       8.葉は3回中ー深裂。裂片はほとんど全縁。・・・・・・・・・・・・・・・シマシロヤマシダ
       8.葉は3回羽状複生から4回中裂。裂片は鋸歯縁。
        9.裂片は両側ほぼ平行、こみあってつく。・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒカゲワラビ
        9.裂片は下部が広く、裂片の幅程度離れてつく。・・・・・・・・・ビッチュウヒカゲワラビ

オオシケシダ属

1.葉は単葉で、下部だけ深ー全裂する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒトツバシケシダ
1.葉は1ー4回羽状複生。
 2.ソーラスは細長い。
  3.葉は羽状浅ー深裂。深裂の場合、裂片は接近してつく。
   4.根茎は直立して、葉を束状に出す。
    5.下部の羽片は短縮しない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒュウガシケシダ
    5.下部の羽片は著しく短縮する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミヤマシケシダ
   4.根茎ははい、葉はかなりまばらに出る。
    5.葉は洋紙質、表面はほぼ無毛、羽片の基部は狭くなる。・・・・・・・・・・・・・・アソシケシダ
    5.葉は草質、表面に多細胞毛がある。羽片の基部は狭くならない。
     6.包膜の表面には、まばらに毛がある。
      7.若い包膜の縁は毛状に細裂する。葉は葉柄を含め長さ40cmほど。・・・・・・・ナチシケシダ
      7.包膜の縁は全縁。胞子をつける葉は葉柄を含め40ー90cm。
       8.葉軸と葉柄の長毛はまばらである。・・・・・・・・・・・・・・・・・・セイタカシケシダ
       8.葉軸と葉柄には長毛が密生する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ムクゲシケシダ
     6.包膜の表面は無毛。
      7.葉ははっきりと2形になり、胞子をつける葉は細長く直立する。最下の羽片はやや長くなる。
       8.葉柄はやや太くて柔らかい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホソバシケシダ
       8.葉柄は細くて、やや硬い。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フモトシケシダ
      7.葉はほぼ同形。
       8.若い包膜の縁はひろがり、毛状細裂する。葉はやや厚い。
        9.葉はネクタイ形で、長さ10ー15cmほど。・・・・・・・・・・・・・・・・・コシケシダ
        9.葉は広いネクタイ形で、長さ15ー35cmほど。・・・・・・・・・・・・・・ナチシケシダ
        9.葉は三角形、幅20cm前後。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒロハシケシダ
       8.若い包膜の縁は巻きこみ、見かけ上毛状細裂しない。・・・・・・・・・・・・・・シケシダ
  3.羽片は羽状深裂し、裂片はかなり隔たってつく。
   4.羽片は幅15ー25mm、小羽片は鈍鋸歯縁。・・・・・・・・・・・・・・・・・コウライイヌワラビ
   4.羽片は幅3ー4cm、小羽片は浅ー中裂。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオメシダ
 2.ソーラスは短く馬蹄形。
  3.根茎はやや細く長くはう。葉は卵状長楕円形ー長楕円形、2回羽状中ー深裂、葉柄と葉軸には黒い鱗片が
   多く残る。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオヒメワラビモドキ
  3.根茎は太く、短くはう。葉は三角形から三角状卵形、3回中ー深裂。
   4.小羽片の裂片は全縁に近い。小脈は単状。羽軸の翼は顕著。・・・・・・・・・・・・オオヒメワラビ
   4.小羽片の裂片は鋸歯がめだつ。小脈は2岐のものをまじえる。羽軸の翼は狭い。・・・・ミドリワラビ

イワデンダ属

1.包膜は球状の袋形、辺毛を欠く。葉柄に関節がない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フクロシダ
1.包膜は皿形からカップ形で、辺毛がある。
 2.葉柄の途中に関節がある。
  3.鱗片は葉柄から葉裏にわたってつく。
   4.柄の上部に関節がある。葉は2回羽状中ー深裂。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒメデンダ
   4.柄の上部に関節がある。葉は2回羽状複生。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミヤマイワデンダ
  3.鱗片は葉柄基部だけで、他の部分は裸出。
   4.鱗片には歯牙がある。包膜は不規則に4〜5裂し、先は辺毛状にきれる。・・・・・・ケンザンデンダ
   4.鱗片は全縁。包膜は中心まで毛状に切れる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トガクシデンダ
 2.関節は葉柄の頂端にある。
  3.中ー上部の羽片は中軸に流れて独立しない。
   4.中軸と羽片に毛だけで鱗片を欠く。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コガネシダ
   4.中軸と羽片の裏には毛と鱗片がある。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イヌイワデンダ
  3.羽片は葉の最上部のものを除いて、独立する。
   4.羽片は浅ー中裂する。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キタダケデンダ
   4.羽片は全縁から浅い鋸歯縁。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イワデンダ

チャセンシダ属

1.葉は単葉。
 2.葉脈は遊離、葉に芽はできない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホコガタシダ
 2.葉脈は網状に結合、葉先は伸びて芽をつける。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クモノスシダ
1.葉は1ー4回羽状に分裂する。
 2.中軸のどこかに芽ができる。
  3.葉は単羽状複生。
   4.羽片は長い直角三角形、基部は切形。
    5.芽は中軸の上方に2ー3個生じる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・テンリュウヌリトラノオ
    5.芽は中軸の先端に1個生じる。
     6.羽片は浅裂、基部前側の耳垂はあまり発達しない。・・・・・・・・・・・・・・・ヌリトラノオ
     6.羽片は中ー深裂、基部前側の耳垂はよく発達する。・・・・・・・・・・・・・・・カミガモシダ
   4.羽片は長楕円形ー卵状長楕円形、円頭、基部は円形ーくさび形。
    5.葉柄と中肋は下面に翼がつく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イヌチャセンシダ
    5.葉柄と中肋は下面に翼がない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チャセンシダ
   4.羽片は斜三角形から平行四辺形、鈍頭ー鋭頭、芽は2個以上。・・・・・・・・・・・・・トキワシダ
  3.葉は2回羽状深裂ー複生。
   4.中軸はつる状に伸びて芽をつける。葉は長さ10cm以上。・・・・・・・・・・・・・・・ヒノキシダ
   4.芽は中軸の途中にできる。葉は長さ8cm以下。・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒメイワトラノオ
 2.中軸上に芽がない。
  3.葉は単羽状複生。
   4.根茎は短くはうか、斜上から直立。葉を叢生する。
    5.羽片はネクタイ形、長さが幅よりはるかに大きい。・・・・・・・・・・・・・・・・・クルマシダ
    5.羽片は長くなく、長さは幅の3倍をこえない。
     6.ソーラスのつく羽片は卵状長楕円形、ほぼ全縁から浅裂程度。
      7.葉身は単羽状、羽片の柄ははっきりしない。
       8.羽片は長さ約1.5cmか、それ以上。葉は立つ。・・・・・・・・・・・シモツケヌリトラノオ
       8.羽片は長さ約1cm前後、葉は平開する。
        9.葉柄と中肋は光沢のある褐色で、下面に翼がつく。・・・・・・・・・・イヌチャセンシダ
        9.葉柄と中肋は光沢のある褐色で、下面に翼がない。・・・・・・・・・・・・チャセンシダ
        9.葉柄と中肋は緑色、翼はない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アオチャセンシダ
      7.大型の葉身は2回羽状、羽片に柄がある。・・・・・・・・・・・・・・・・・・イチョウシダ
     6.ソーラスのつく羽片は三角状長楕円形で中ー深裂。
      7.葉身はうすく、大型の葉は2回羽状。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トラノオシダ
      7.葉身はやや厚く、単羽状、羽片は浅ー深裂。・・・・・・・・・・・・・・・・・・トキワシダ
   4.根茎は長くはい、葉をまばらにつける。
    5.葉面は不透明、ソーラスは葉縁寄り。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホウビシダ
    5.葉面は透明、ソーラスは中肋寄り。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤクシマホウビシダ
  3.葉身は2回以上羽状に分岐する。
   4.羽軸に溝がなく、中心部が丸く盛り上がっている。
    5.葉身は長三角形、葉軸は黒い。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クロガネシダ
    5.葉身は狭卵形、葉軸は黒くない。
     6.ソーラスは1裂片に1個つき、葉縁生。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コウザキシダ
     6.ソーラスは1裂片に(1ー)2ー数個つき、葉面生。
      7.鱗片の背に毛がない。葉に光沢が乏しい。・・・・・・・・・・・・・・・・コバノヒノキシダ
      7.鱗片の背に毛がある。葉の表面には光沢がある。・・・・・・・・・・・・・・トキワトラノオ
   4.羽軸には溝がある。
    5.葉面は柔らかく、鮮緑色。
     6.葉柄は褐色、胞子葉の下部の羽片はめだって縮小する。・・・・・・・・・・・・・トラノオシダ
     6.葉柄は緑色、下部の羽片は縮小しても1/2程度。・・・・・・・・・・・・・・・・イワトラノオ
    5.葉面は硬質から革質。
     6.葉面は1ー10個の卵状長楕円形の裂片に分岐し、葉は長さ7cm以下。・・・・・・・イチョウシダ
     6.葉面は羽状に分岐し、葉は長さ10cm以上。
      7.葉面は長三角形から卵状三角形、3ー4回羽状。・・・・・・・・・・・・・・・アオガネシダ
      7.葉面は広いネクタイ形、両側ほぼ平行、2回羽状複生。・・・・・・・・・・・・オクタマシダ

エゾデンダ属

1.葉脈はすべて遊離。
 2.葉の裏面は無毛。
  3.ソーラスは羽片の中肋と辺縁の中間につく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オオエゾデンダ
  3.ソーラスは辺縁に近くつく。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エゾデンダ
 2.葉の裏面には、灰色の長い軟毛がある。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オシャグジデンダ
1.葉脈は規則正しく網状に結合する。
 2.羽片には鋸歯がある。根茎には鱗片が多い。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミョウギシダ
 2.羽片は全縁、根茎はほぼ裸出して、緑色を帯びる。
  3.茎の裏面はほとんど無毛。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タイワンアオネカズラ
  3.葉の裏面には密毛がある。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アオネカズラ

ノキシノブ属

1.ソーラスをおおう楯状鱗片は三角状卵形から不斉形。根茎の鱗片の細胞は、ほとんど透明。
 2.葉は革質で常緑、葉脈は見えない。暖地性。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コウラボシ
 2.葉は草質で夏緑性、葉の主側脈は見える。亜高山性。・・・・・・・・・・・・・・・・トヨグチウラボシ
1.ソーラスをおおう楯状鱗片はほぼ円形で、中心でつき、歯牙縁。
 2.根茎の鱗片は小さく、長さ0.5mm程、根茎の先端以外では脱楽する。葉柄と中肋下部は黒褐色。常緑性。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミヤマノキシノブ
 2.根茎の鱗片は長さ1mm以上、宿存性。
  3.根茎の鱗片は広卵形、急尾状、長さ1ー2mm、ソーラスは中間生から中肋寄りにつく。
   4.夏緑性、冷涼な地に多い。ソーラスは中間生。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホテイシダ
   4.常緑性、暖地性、ソーラスはふつう中肋寄り。・・・・・・・・・・・・・・・・・ツクシノキシノブ
  3.根茎鱗片は線形から広いネクタイ形、長さ2mm以上。
   4.葉裏に宿存性の黒色鱗片が多い。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウロコノキシノブ
   4.葉裏に宿存性の鱗片はない。
    5.根茎は短くはう。葉は接近してつき、鋭尖頭から尾状。・・・・・・・・・・・・・・・ノキシノブ
    5.根茎は細長くはう。葉はややまばらに出て、円頭ー鋭頭。
     6.葉は長さ8ー17cm、幅9ー15mm。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハチジョウウラボシ
     6.葉は長さ3ー10cm、幅2ー5mm。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒメノキシノブ

イワヒトデ属

1.葉は単葉で全縁から中裂程度。
 2.葉脈はあまりはっきり見えず、主側脈不明。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒトツバイワヒトデ
 2.葉脈ははっきり見え、主側脈も明瞭。
  3.葉柄には最基部を除いて翼がめだつ。葉は下部がもっとも広い。・・・・・・・・・ヤリノホクリハラン
  3.葉柄の翼はごく狭い。葉は中央が最も広い。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シンテンウラボシ
1.葉には羽片がある。
 2.葉身の下部は不規則に1ー3対の羽片をつける。
  3.葉脈ははっきり見え、主側脈も明瞭。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シンタンウラボシ
  3.葉脈はあまりはっきり見えず、主側脈も不明。・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒトツバイワヒトデ
 2.葉身は規則正しく羽状に分岐し、中軸の上部にはやや狭い翼がある。
  3.葉裏は粉白色をおびる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コマチイワヒトデ
  3.葉裏は粉白でない。
   4.根茎は太くて径1cmほど。羽片の側脈ははっきり見える。・・・・・・・・・・・・オオイワヒトデ
   4.根径は細くて径3mmほど。羽片の側脈はあまり見えない。・・・・・・・・・・・・・・イワヒトデ

ミツデウラボシ属

1.葉は単葉、基部はときに耳状に広がることもある。
 2.葉身の両部はほぼ平行、ソーラスは葉面と同じ平面につく。・・・・・・・・・・・・・タカノハウラボシ
 2.葉身はネクタイ形、中央より少し下が最も広い。ソーラスは葉面の深い凹みの中にできる。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒメタカノハウラボシ
 2.葉身は基部が最も広い。ソーラスは葉面と同じ平面につく。・・・・・・・・・・・・・・ミツデウラボシ
1.葉は2ー3裂するか、まれに鳥足状に5ー7裂する。
1.葉は羽状に深裂ー全裂する。
 2.ソーラスは辺縁寄りにつく。主側脈間に小さいくぼみがある。・・・・・・・・・・・・ヤクシマウラボシ
 2.ソーラスは中間生。葉縁には低い鋸歯がある。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミヤマウラボシ