2024-2-2 澄水山 金井谷から

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2024年2月2日(金) 澄水山 金井谷から

 東持田町納蔵東の金井谷から縦走路の持田別のルートは下ったことはありますが、登ったことがないのでルートを確認しようとでかけました。

 納蔵東の大正橋の先から、金井谷の集落を一番奥まで入ります。正面に大きな堰堤が見えるので、手前の民家の向かいになる斜面から山へ向かいます。斜面を上って左へ草むらを少し入ると、斜面に細い踏み跡がついています。崩れやすい斜面で、足元が不安ですが、木につかまりながら山へ入っていきます。山へ入ると、はっきりとした踏み跡が続いており、猪のヌタ場なのか、水が溜まっています。この脇を通って登っていきますが、水溜りの手前に、左へ登っていく踏み跡もあります。この道はやがて巡視路に合流しますが、踏み跡が不明瞭で、歩きにくく迷いがちです。
 水溜りから斜面を登って行くと、すぐに鉄塔巡視路の標識が見えてきます。この巡視路は、隣の谷から上がってきているもので、鉄塔No.23に向かっています。巡視路に入ると、管理されているので、伸びた枝葉などもなく、急斜面ではありますが、安心して登ることができます。入り口から30分ほど登ると尾根に上がり、左へ数m先の尾根上に石灯籠が立っています。そばの石柱には、「大山講再興記念碑 昭和三十五年四月廿四日建之」とありました。石灯籠から巡視路へ帰り、さらに登って行くと、すぐに鉄塔No.23の脇を通って行きます。
 10分ほど登ると、踏み跡は左と直進に分かれます。この角の木にはたくさんのテープが巻いてあり、左へ分かれるのが巡視路で、大滝の上部の方へ向かっていきます。
 巡視路と分かれて踏み跡を登っていきますが、ここからしばらくは斜面をつづら折れに登っていきますが、あまり人が通らないので、枝葉が伸びて、半分藪こぎ状態です。枝を切り払いながら踏み跡をたどっていくと、30分ほどで尾根に上がることができました。ここからは、平坦になったり、急坂になったりしますが、はっきりした尾根道をまっすぐ登っていきます。今回は思いもよらず、雪が残っていて歩きにくく、1時間ほどかかって、標高460mあたりの東隣の尾根が合流する平坦な地点まで登ることができました。

 今回は、久しぶりの山歩きで、5歩登っては休み、足は重たくなる一方で、また標高が上がると気温も下がり、残雪の上を歩かなければならず、大変な山歩きでした。もう少し登ると、縦走路の持田別に出会いますが、疲れのためここまでにしました。

東持田町
市道から金井谷へ入る。

一番奥の民家の前

向かいの斜面を上がる。


急斜面の登る。

林内には踏み跡がある。


ヌタ場の脇を進む。


鉄塔巡視路に合流する。


巡視路を登る。




尾根の端に石灯籠が見える。

石灯籠


鉄塔No.23の脇を登る。


平坦な尾根に上がる。


巡視路と分かれ、直進する。

道は荒れてくる。

斜面を登って行く。



尾根に上がってきた。


緩やかな尾根道もある。




尾根の合流地点



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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