2023-8-31 澄水山勘助の道・縦走路

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2023年8月31日(木) 澄水山勘助の道・縦走路

 今日は、澄水山の坂本からの勘助の道と、林道澄水山線の峠からの縦走路を確認しようと出かけました。坂本町から勘助の道を通って澄水山へ登り、その後林道北山線を西へ、林道澄水山線まで歩いて、そこから縦走路(中国自然歩道)を通って澄水山まで歩きました。


2023年8月31日(木) 澄水山勘助の道

 澄水山への登山口は坂本町の坂本上にあり、民家の脇から細い道が山へ向かっています。登山道入り口には、「北山縦走坂本登山口」と標柱があり、その袂に一丁地蔵が置かれています。登山道はよく整備され、登山道脇にはじい石・ばあ石と呼ばれる大岩があったり、澄水寺跡があります。所々に石地蔵が残っているのは、澄水寺への参道だった名残ではないでしょうか。ばあ石を過ぎたところで、一部斜面が崩れ道が狭くなったところがあるので、注意が必要です。斜面を登ったところに、「下山道」の標識があり、以前は右へ下る福原からの登山道でしたが、現在は通行不能で立ち入らないようロープが張ってあります。
 全体には急勾配の尾根をつづら折れに登っていきますが、澄水寺跡の手前では、しばらく歩きやすい平坦な尾根道となっています。澄水寺跡からはまた急斜面となりますが、やがて登山道の先が明るくなり、峠の勘助庵跡につきます。澄水山の山頂付近は航空局のレーダー施設があり、立ち入ることができませんが、東隣りのピークには四等三角点(澄水山 標高502.79m)があります。峠には、松江藩家老の下僕であった勘助が家老の姫君と隠れ住んだ跡として、勘助の縁者によって勘助庵跡の石碑が建てられています。

坂本町
坂本町から見た澄水山

客師塚

阿弥陀堂


坂本町上の集落の奥へ入る。
11:15
登山道入り口

墓地の脇を上がっていく。

11:24
最初の案内板「勘助の道 坂本から澄水山」
11:32
2番目の案内板「勘助の道」
11:44
尾根をつづら折れに登る。

11:53
斜面の道を登っていく。
11:55
右手に大岩が見えてくる。

じい石

11:57
前方に大きな岩「ばあ石」がある。

岩の基部に石地蔵が置かれている。
11:59
斜面が崩れ道が細くなっている。

12:02
山頂まで1000m
12:03
右の大岩が「昼寝石」

昼寝石の上からの様子

12:13
所々に石地蔵が残っている。
12:16
斜面を上る。
12:19
下山道の標識(福原へは通行不能)

12:23
平坦な尾根道を行く。
12:25
山頂まで500m
12:28
前方が草地になる。


草地の先に「澄水寺跡入口」の標識がある。
12:31
左へ曲がると「山頂」の標識がある。
12:33
更に急斜面を登る。

12:42
12:48
勘助庵跡の峠が見えてくる。
12:50
勘助庵跡


峠からの南側の展望

澄水山の頂上は立入禁止


2023年8月31日(木) 林道澄水山線〜澄水山

 林道澄水山線を峠まで上がると、林道北山線が右へ分岐しており、その間の山へ中国自然歩道が通っており、澄水山への登山口となっています。また。林道を少し下がった反対側には大平山登山口があります。
 登山口から山へ入ると丸木の急な階段があり、その先にまた急な階段があります。入り口から20分ほど急斜面を登ると、滝空山との分岐があり、案内標識とベンチが用意されています。滝空山は、案内標識にあるとおり、斜面を上がると「すぐそこ」です。
 滝空山分岐を過ぎると、尾根や尾根の下部の斜面の縦走路で、多少のアップダウンを繰り返し、植林地を過ぎ、最後の丸木の階段を登り、レーダー施設のフェンス脇過ぎると、勘助庵跡のある峠に到着です。所要時間は約1時間でした。

東持田町
林道澄水山線の峠(左 林道北山線、右 持田へ)

反対側の大平山登山口
14:00
中国自然歩道 澄水山登山口

14:01
丸木の階段を登る。
14:08
中国自然歩道の案内標識
14:12
また階段を登る。

14:20
滝空山との分岐
14:27
随所に中国自然歩道の標識がある。
14:33

14:35
持田別 向かい側に持田への旧道がある。
14:43
唯一日本海が見える場所。
14:45
植林地内を歩く。

14:50
斜面を周っていく。
14:52
フェンス脇の最後の階段を登る。
14:55
澄水山の峠に到着






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