大野〜三角点(千鳥公園,太兵衛橋,山崎,中島,寺津,門原山,芦尾,後大谷)

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2017年5月29日(月) 大野〜三角点(千鳥公園,太兵衛橋,山崎,中島,寺津,門原山,芦尾,後大谷)
 今日は、上大野町から秋鹿町の三角点を確認に行くことにしました。
 道ばたにたくさん生えているコバンソウやヒメコバンソウの詳しい観察をまだしていなかったので、今回観察してみました。
 道路脇で手を伸ばせば届く所にアブラギリの雌花が咲いていました。今まで雌花に出会う機会が少なかったので、今回詳しく見ることができました。
 山で出会ったシライトソウは、雨が降らず乾燥状態が続くので、萎れたような状態でした。花を詳しく見ても5〜6番目の花被片が見つかりません。以前八雲の花もそうでしたが、雄しべの基部に小突起があり、これが退化した花被片ではないかと思います。しかし、あまり情報がないので、正確な判断はできません。

 上大野町に行くまでの間で、道路脇にある四等三角点(千鳥公園 2.53m)、四等三角点(太兵衛橋 4.45m)、三等三角点(寺津 3.00m)、四等三角点(山崎 13.20m)、三等三角点(中島 2.30m)を見ました。

 四等三角点(千鳥公園 2.53m) は、温泉管理事務所の手前の道路と歩道の間の緑地の芝生の中に埋められていました。
 四等三角点(太兵衛橋 4.45m)は自転車道路の橋のたもとにあるということで、草むらの中を探しても見つかりませんでしたが、橋の入口のフェンスのコンクリートに埋められていました。
 三等三角点(寺津 3.00m)は寺津排水門の東側の石段の脇のコンクリートに埋められていました。
 四等三角点(山崎 13.20m)は長江ふれあい市の裏山にあり、西側に回ると、山に向かって小径がありました。小径を上がると墓地があり、墓地の一段高いところに白い標示杭が見え、三角点がありました。
 三等三角点(中島 2.30m)は線路脇にあり、道路のフェンスを越えて行かなければいけないので、今回は遠くから見るだけにして、無理をせずやめておきました。

 上大野町の三等三角点(門原山 271.83m)は、魚瀬町に越える県道266号の才の神峠の近くにあります。「点の記」では峠を越えたところから斜面を上がるようになっていますが、峠から西へ入る作業道があるので、こちらから尾根を通るルートを探してみることにしました。
 作業道を50mほど入ると山の斜面に獣道のような踏み跡があるので、ここから斜面を上がりました。まばらな竹林の斜面を上がると、すぐに最初のピークへつきました。ピークから踏み跡が続いているので、進んでみるとどんどん南へ行くので、方向を間違ったようでした。ピークまで引き返すと、北西の方向に細い尾根道がありました。第2のピークから一度鞍部へ下がり、もう一度上がった所から左の尾根へ上がりますが、尾根道は最近でも人が通っているようで、枝も伸びておらず、歩きやすい道が続いていました。三角点のある場所も回りの木々が伐採され、開けた場所に三角点がありました。
 帰りは往路で鞍部へ下がったところから斜面をトラバースする小径があり、これが「点の記」にあるルートではないかと、歩いてみることにしました。斜面の道は細く足場が悪いので、滑り落ちそうになるような感じです。だんだん竹が多くなり、倒れた枯竹があるような道がしばらく続き、どこまで行くのかと不安になるころに、下りになって平たい竹林の中に下りてきました。竹林の中の踏み跡がはっきりませんが、低い方へ向かって下りて行くと、県道へ出会いました。やはりこれが「点の記」のルートでした。

 四等三角点(芦尾 6.59m)は、県道から秋鹿北港に下りて、フェンスの手前の空地にありました。
 四等三角点(後大谷 178.62m)は、六坊トンネルを秋鹿へ抜けて、西へ上がり林道大倉余廻線と交差する道路脇にありました。

 最後に秋鹿町の三等三角点(女蛇山 216.67m)の様子だけ見ようと、山中地区へ行きました。谷を入って最後の家の脇から尾根を上がろうとしましたが、昔は道だっかもしれない場所も小径木が密生し藪となって入れそうもありませんでした。谷の入口まで引き返すと、山へ入る道があり、墓地の脇を通りながら、奥へと向かっていました。小径は昔家があった敷地のようなところで終わっていますが、ここから尾根に向かって上がって行けそうな感じがしました。尾根の上まで上がれれば、こちらからなんとか、三角点のある頂上までたどりつけるのかもしれません。今日は時間も限られるので、ここまでにしておきました。  

コバンソウ

ヒメコバンソウ

アブラギリ

古曽志
コバンソウ
秋鹿
ヒメコバンソウ
秋鹿
アブラギリ(雌花)

シライトソウ

秋鹿
シライトソウ

四等三角点(千鳥公園 2.53m) 芝の中に埋もれている 道路と歩道の間の緑地にある


四等三角点(太兵衛橋 4.45m) 太兵衛橋のたもとにある


三等三角点(寺津 3.00m) 堤防上にある 寺津排水門の東側にある


長江ふれあい市の裏手の山へ入る 11:00
西側から入る
11:01
坂を上がると墓地がある

11:01
墓地の一段高いところに白い標示杭が見える
11:03
三角点がある
四等三角点(山崎 13.20m)


三等三角点(中島 2.30m) 線路沿いにある 道路フェンスがあり立入りを躊躇


12:31
上大野町才の神峠から西へ入る
12:33
50m位入ったところで斜面を上がる
12:38
竹林内の斜面を上がる

12:41
最初のピークへ上がった。間違って南へ進む。
12:54
引返し、ピークから北西へ細い尾根を進む
12:57

13:00
第2のピーク
13:02
鞍部へ下がる
13:05
鞍部は細い尾根道がある

13:07
鞍部から上がった所を左の尾根へ上がる
13:08
歩きやすい尾根道が続く。
13:11

13:16
杉のたもとから右へ曲がる
斜面を少し上がる 13:18
切り開かれた場所に三角点があった

三等三角点(門原山 271.83m) 柱石が修理されている 13:32
帰りは斜面をトラバースする道を進んでみる

13:34
足場の悪い斜面の道が続く
13:38
竹林の道を下る
13:46
道路へ出た所を振り返る


四等三角点(芦尾 6.59m) 秋鹿北港のフェンスの脇にある


四等三角点(後大谷 178.62m)

林道大倉余廻線の道路脇にある 三角点から見た秋鹿の山




島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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