大野町〜三角点(白潟、中谷、東浜、中ノ手、三ノ谷)

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2017年4月22日(土) 大野町〜三角点(白潟、中谷、東浜、中ノ手、三ノ谷)
 今日は、大野町のほうの三角点を見ようと出かけました。
 途中の田んぼの土手にオトメフウロの花を見つけました。この付近では7年前に数株のオトメフウロを見ていましたが、今ではこの道路沿いに密生している状態になっていました。大野町に入って、道路脇にはセイヨウタンポポと競合するようにヤマザトタンポポがたくさん生えていました。
 何とかスズメノカタビラの仲間を見分けることができないかと思って、今日も1株採取してきました。第2苞穎がなんとなく反っているようで、少なくとも弓状には見えません。また第2苞穎が菱形ではなく楕円形に見えるので、ツクシスズメノカタビラではないかと思います。

 出掛けに宍道湖大橋の橋脚のたもとにある四等三角点(白潟公園 3.71m)を確認しましたが、この場所はすぐにわかりました。

 次の大垣町の四等三角点(中谷 36.66m)は、道路脇から民家下の畑の脇の道を入ります。畑から山へ入ると歩きやすい小径が続いていて、すぐ尾根に上がるので右へ進みます。フェンスに囲まれた施設があり、道がないように見えますが、フェンスの横から直進すると、また踏み跡が続いていて、すぐに三角点が見えました。

 大野町津ノ森の大野津神社の近くに三等三角点(東浜 1.71m)があるので、神社とワカサギ孵化場の間の畑を何度となく探しましたが見つかりませんでした。ここは諦めようかと町へ行くと、人の声がするので尋ねてみました。詳しい人がおられ、国道から下りて畑の中へ案内してもらうと、数本のネギの陰に隠れて三角点がありました。これではなかなか見つからないだろうと思われます。

 次に大野町を奥に入り中ノ手地区の四等三角点(中ノ手 70.52m)を目指しました。民家横から奥へ道があるので入ってみると、奥の民家で道は終わっているようでした。近くにおられた民家の人に尋ね、庭先から山へ入る道を教えてもらいました。竹藪へ入り、すぐに左へ斜面を尾根まで上がり、左へ進みます。尾根伝いに歩きやすい道を進むと、すぐに三角点は見つかりました。帰りは、斜面を下りる場所を間違え、尾根を下ってしまい墓地の横を通って道路入口の民家の脇へ下りてしまいました。これが「点の記」にあるルートと思われます。

 大野町と隣の出雲市との境の山にある四等三角点(三ノ谷 252.57m)は出雲市側から上がれる道があるようです。道路脇から民家の横を入り、突き当りの民家の横を過ぎると畑の中の小径へ出ます。小径を直進し、柿の木畑を通り、竹藪に沿って行くと、少し荒れた竹藪に入ります。竹藪の中を2度ほど折れて斜面を上がると、広い作業道が続いています。ルートには先人のテープが結んであり、安心できます。2回めの分岐点では右にテープがあるので、これに従って右の道を上がりますが、作業道はここで終わり、道は狭くなり林内の小径になりました。2箇所ほどテープが見えなくなり、踏み跡も不明となって、小径木の藪を切り開いて進みましたが、またすぐにテープのある小径に出会えました。頂上はやや広々とした場所で、真ん中に三角点がありました。  

イチョウウキゴケ

オトメフウロ

フランスギク

西浜佐陀
イチョウウキゴケ
西浜佐陀
オトメフウロ
西浜佐陀
フランスギク(蕾)

ツルニチニチソウ

ヤマザトタンポポ

ツクシスズメノカタビラ

西浜佐陀
ツルニチニチソウ
大野
ヤマザトタンポポ
西浜佐陀
ツクシスズメノカタビラ

ゴウダソウ

国屋
ゴウダソウ

宍道湖大橋南詰 橋脚のたもとに三角点がある

四等三角点(白潟公園 3.71m)

11:11
民家下の畑の脇を奥へ入る
11:12
畑の中を行く
11:13
山道へ入る

11:15
尾根に上がる
11:15
尾根道を右へ進む
11:17
フェンスの横を抜ける

11:18
11:19
四等三角点(中谷 36.66m)


12:13
国道脇の畑の中にある
12:16
わかさぎ孵化場の横になる
12:16
ネギの陰に隠れていた

三等三角点(東浜 1.71m)

12:30
民家の横の道を奥へ入る
12:34
最奥の民家庭先から山へ入る
12:35
すぐに竹藪の斜面を左へ上がる

12:37
尾根に上がって左へ進む
12:40
尾根の分岐を左へ折れる
12:41

12:41
四等三角点(中ノ手 70.52m) 12:55
道路入口の民家脇へ下りてきた



13:47
道路脇から民家の横を入る
13:49
突き当りの民家の左横から入る
13:51
畑の中を直進する

13:52
柿の木畑の横を行く
13:53
竹藪の脇を通って山へ入る
13:55
荒れた竹藪の中を進み、左へ曲がる

13:58
右へ上がる斜面の道は歩きやすくなる
14:02
広い作業道が続く
14:04
作業道の分岐を左へ曲がる

14:06
作業道の分岐を右へ入る、道は細くなる
14:08
14:15

14:30
14:41
踏み跡が不明になり藪を切り払いながら進む
14:44
また踏み跡に出会う

14:46
頂上はやや広々としている
四等三角点(三ノ谷 252.57m)




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