八雲町〜三角点(別所 179.36m、桑並 126.25m、大石 143.79m、寺山 110.51m)

松江の花図鑑>日記



2017年4月19日(水) 八雲町〜三角点(別所 179.36m、桑並 126.25m、大石 143.79m、寺山 110.51m)
 今日は、八雲町の三角点(別所 179.36m)を見て、あと何ヶ所か三角点を回ってみようと思います。
 今日は強風が吹いていて、ヤマモモの雌花を写そうとして枝を掴みながらなんとか写しました。去年はベニシタンの花の時期を逃しているので、今年はなんとか時期を合わせて写そうと思いますが、まだ蕾でした。
 先日は、蕾だったヤエイチリンソウは一斉に花を開いていました。去年はたまたま8個の萼になったかなとも思っていましたが、今年も去年と同じ8個の萼を開いています。

 三角点(別所 179.36m)へは、八雲町別所の国道432から北東へ作業道を入り、終点から右手の谷へ入ります。谷は水田跡で小川の脇を奥へ進みますが、すぐに笹原となって歩けそうにありません。少し手前に小川を渡って、山へ入れるような場所がありました。ここから谷沿いに山の斜面を行きますが、獣道のような斜面の細い踏み跡があり、足を滑らして落ちそうになります。
 斜面を過ぎると谷の奥へ下りて、水田跡の植林地内を行くようになります。水田跡のため湿地が多く、通れそうな場所を選んで歩くことになります。15分ほど植林地内を歩くと谷も終わり、斜面を上がるとすぐ尾根に上がります。尾根を右へ進みますが、尾根には歩きやすい踏み跡が続いていて、つい三角点を通り過ぎていました。ここの三角点は山頂ではなく、斜面を上がって平坦になった場所にあるようで、引返して探すと、すぐに見つかりました。四等三角点(別所 179.36m)でした。三角点の場所からは、木々の間から揖屋の町から中海方面がわずかに望まれました。

 次に、大明団地の後ろの山にある三角点(桑並 126.25m)に向かいました。団地の北側から山手へ向かう道があり、峠付近から山へ入れる場所を探すと、峠の手前に何とか入れそうな場所がありました。道路脇は背の高い笹が生えていますが、かき分けて谷へ入ると、正面は急な斜面となっているので、左の斜面から尾根に向かうことにしました。ほとんど人も入っていないようで、尾根道も荒れた感じですが、10分弱でピークへ上がった場所に四等三角点(桑並 126.25m)の白い標示杭が見えました。帰りに尾根に上がった場所から尾根を下がってみましたが、急斜面で踏み跡もありませんでした。

 次の三角点(大石 143.79m)は県道大東東出雲線沿いの松廻団地から入り、左へ曲がった所から作業道を谷沿いに上がっていきます。しばらく行くと、作業道は終わり、正面の笹原に踏み跡が見えました。地形図にある細線の道は笹原の中に埋もれているようです。笹の中から谷へ入り小さな流れに沿って進むと、すぐに右へ分かれる谷があります。この右手の谷の木に古いテープが巻いてあるので、右の谷へ入り、すぐ左の急斜面を上がりました。10分ほど斜面を上がると、背の高い笹の生えた、元は作業道があったような平坦な場所につきます。しかし正面は、元作業道の法面と思われる急な崖が続いていて上がれそうにありません。左右へ回ってみると、左へ回った所になんとか上がれそうな場所があり、木の枝を掴みながらよじ登りました。崖を上がってから、シダの多い斜面を行くと尾根に着き、更に10分ほど上がると頂上につき、四等三角点(大石 143.79m)がありました。ただ、「点の記」では元作業道に上がってから直進しているようです。(古い写真を見ると、山には多くの作業道が作られていたようです。)

 帰りに少し時間があったので、かんべの里にある三角点(寺山 110.51m)へ上がってみることにしました。民話館の前から園路を山へ入り、途中から園路を外れ斜面を直進し頂上へ向かいました。尾根に上がると、尾根ルートの園路に出会いました。ここから案内標識の展望台方向へ向かって行き、園路の最高地点と思われるところから、園路を外れ、尾根の伸びている方向へ少し行くと四等三角点(寺山 110.51m)がありました。  

ヤマモモ

ベニシタン

ヤエイチリンソウ

玉湯
ヤマモモ(雌花)
乃木福富
ベニシタン(蕾)
八雲
ヤエイチリンソウ

ミヤコアオイ

ナンゴクウラシマソウ

ハルガヤ

八雲
ミヤコアオイ
八雲
ナンゴクウラシマソウ
八雲
ハルガヤ

国道432から東へ作業道を入る 11:06
作業道の終点から右の谷へ入る
11:9
水田跡の脇を入る

11:12
谷の奥は笹原で行けそうにない
11:13
少し手前から右手の山へ入る
11:21
獣道のような斜面の細い道を行く

11:27
水田跡の植林地内を行く
11:36
谷を奥へ進む
11:42
谷を詰め、斜面を上がる

11:45
尾根に上がり、右へ行く
11:58
尾根を行き過ぎ、引き返す
12:06
四等三角点(別所 179.36m)

木々の間から中海方面が見える

13:03
大明団地上部の道路脇から入る
13:08
笹藪を入りすぐに左の斜面を上がる
13:13
尾根に上がり右へ進む

13:17
荒れた尾根を進む
13:21
四等三角点(桑並 126.25m)

三角点のあった山と思われる

14:27
道路脇から作業道へ入る
14:31
作業道は終わり、笹の中に踏み跡がある
14:33
谷へ入る

14:36
谷はすぐ分岐し、右へ入る
14:37
左の斜面を上がる
14:40
急な斜面を上がる

14:47
急な崖があり上がれない
14:54
左へ回った斜面をよじ登る
14:58
シダの生えた斜面を上がる

15:02
尾根に上がる
15:12
四等三角点(大石 143.79m)

木々の向こうに空山が見える

17:02
かんべの里民話館前から入る
17:06
園路を進む
17:07
園路を外れ、斜面を直進する

17:12
斜面を尾根に上る
17:13
尾根コースの園路に出会う、左へ
17:17
園路から分かれ尾根の先へ行く

17:18
四等三角点(寺山 110.51m)



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑