八雲町桑上〜三角点(登尾 273.89m)〜三角点(明事山 278.91m)

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2017年4月13日(木) 八雲町桑上〜三角点(登尾 273.89m)〜三角点(明事山 278.91m)
 今日は、四等三角点(湯町 14.41m)、三等三角点(登尾 273.89m)、四等三角点(明事山 278.91m)、四等三角点(髭 344.08m)を確認しようと八雲町へ向かいました。
 途中の道路脇に枝に刺をつけた、常緑の小さな木は、葉の様子からトキワサンザシのようでした。まだ幼木のため花は確認できないかもしれません。去年ハナハマセンブリを見た場所には、もう4対の葉を広げていました。また去年萼が8枚あり、ヤエイチリンソウとしたものは、まだ蕾の状態で、萼の数の確認はできませんでした。
 四等三角点湯町は道路脇の小高い場所にありました。道路からも白い標示杭が見えました。

 三角点登尾は点の記の情報どおり、八雲町西岩坂桑上から谷沿いの道から入ることにしました。民家の脇から広い作業道を入り、しばらく進むと作業道が終わり、小さな流れの谷沿いを上がるようになります。谷沿いの道が斜面で細くなったりしますが、概ね歩きやすい踏み跡が続いています。入口から45分ほどで谷は終わり、正面は荒れた竹藪となっていました。
 竹藪は歩けそうにないので、左の急斜面を尾根に上がるしかないようです。斜面は急で滑り落ちそうになるので、足の置き場を確保し、木々の枝を掴んで上がりました。尾根まではだいぶ距離があり、15分ほどかかりました。
 やっと尾根にたどり着くと、はっきりした踏み跡が続いていました。平坦な場所に上がるとすぐに三角点があるのですが、歩きやすいので、つい通り過ぎて、尾根が下るようになってから、三角点が見えないことに気がつきました。引返して探すと少し藪になった中に白い標示杭が見えました。四等三角点(登尾 273.89m)でした。
 斜面を上がった場所に引き返すと、尾根の反対側にもはっきりしませんが、踏み跡が続いているようなので、尾根を下ってみることにしました。尾根は途中からシダが多くなって、地面が見えないので、歩きにくい道が続きます。30分ほど進むと尾根は谷底に落ち込むような急斜面になりました。滑り落ちないように、木に掴まりながら必死に下りると、先ほど歩いてきた谷に下りてきました。

 次の明事山は、2016年1月10日に歩いていますが、この時には三角点を確認していないので、再度歩くことにしました。市道桑並別所線の峠付近の道路沿いに鉄塔巡視路入口があります。入りがけは急な斜面を上がりますが、尾根に上がると、概ね歩きやすい管理された巡視路が続いています。20分ほど歩くと巡視路の分岐がありますが、鉄塔No.27には向かわず、右へ曲がって更に20分弱進むと鉄塔No28への案内標識があります。鉄塔へは向かわず、反対側の明事山の頂上となる高い方へ向かいます。踏み跡などは不明で、少し荒れた状態ですが、高い方へ向かうと5分弱で頂上らしい場所へつきます。ここから西へ歩きやすい尾根が続いており、尾根道の中央に白い標示杭が見えました。四等三角点(明事山 278.91m)でした。

 ここから四等三角点(髭 344.08m)を確認しようと思うので、巡視路まで引返し、鉄塔No28の方向へ少し進むと、巡視路の分岐があり、No.28へは直進ですが、右へ曲がり鉄塔No.29方向へ進みます。竹林の中の道は、枯竹が倒れていたりして歩きにくい場所もあります。途中にNo.29への分岐もありますが直進し、鉄塔No.30方向へ進んでいきます。明事山から30分ほど歩くと、開けた場所に出て、これを下ると道が分岐しています。右下へ下る道を下りてみましたが、道は一旦下がったものの、また上がって、たぶんこの先にある人家の方向へ続いているようでした。分岐した所へ引返し、直進すると左の谷に向かう道に鉄塔の標識があるので、鉄塔No.30へ向かいます。斜面は踏み跡がわかりにくいですが、谷を回ると、右へ上がる道があります。急な斜面をつづら折れに上がって行くと、ピークに鉄塔No,30があります。ここから電線の向かう方向に巡視路は続いていて、6分ほどで鉄塔No.31に到着します。この鉄塔の付近に三角点があるはずなので、胸高まである笹原の中を探してみましたが、見つかりませんでした。探す範囲が、近すぎたようなので、次回は範囲を広げて探してみようと思います。
 道路まで出て、1時間ほど市道を歩いて、山へ入った場所へ帰着しました。  

トキワサンザシ

ハナハマセンブリ

トゲミノキツネノボタン

乃木福富
トキワサンザシ(葉)
乃木福富
ハナハマセンブリ(ロゼット葉)
佐草
トゲミノキツネノボタン

ヤエイチリンソウ

ツクシスズメノカタビラ

ガマズミ

八雲
ヤエイチリンソウ(蕾)
八雲
ツクシスズメノカタビラ
八雲
ガマズミ(若葉)

玉造病院西側市道脇 四等三角点(湯町 14.41m)


西岩坂桑下
小さな社

西岩坂桑上
この谷を入る
11:37
民家脇から作業道へ入る
11:46
広い作業道を進む

11:49
広い作業道は終わり谷沿いの小径を進む
11:51
小さな流れの脇を上がる
11:54
川沿いの斜面に細い踏み跡が続く

11:57
細い滝がある
12:15
谷沿いを上がる
12:16
植林地の中を進む

12:23
谷が終わる
12:26
正面は荒れた竹藪で進めそうにない
12:26
左の急斜面に向かう

12:30
急斜面を木々に掴まりながら上がる
12:36
まだ尾根は遠い
12:42
やっと尾根に上がった

12:43
ピークへ向かう
12:48
ピークを通り過ぎてしまう
12:57
引返して三角点を探す

三等三角点(登尾 273.89m) 13:01
斜面を上がった場所へ戻り、尾根を進む
13:06
少し荒れているが、踏み跡が続いている

13:10
植林地の脇を進む
13:14
シダの多い斜面を下がる
13:18

13:23
植林地が終わり雑木林を下がる
13:25
木々の隙間から星上山が見える
13:33
直滑降のような斜面を下がる

13:47
上がってきた谷に下りた
下りてきた急斜面を振り返る 13:56
作業道入口へ出てきた


14:16
市道桑並別所線沿いの鉄塔巡視路入口
14:22
斜面を上がり尾根を進む
14:31

14:35
巡視路の分岐、右へ鉄塔No.28方向へ
14:45
14:50

14:53
鉄塔No.28は左、右へ明事山山頂へ向かう
14:57
頂上付近
15:00
頂上から西へ尾根を進む

15:04
見やすい場所に三角点がある
四等三角点(明事山 278.91m) 15:16
巡視路へ戻り、標識どおりに進む

15:18
鉄塔No.28は左へ、右へ曲がる
鉄塔No.29へ向かう 15:19
荒れた竹林の中を巡視路が延びる

15:25
竹林の中を進む
51:31
15:38

15:48
開けた場所に出た
51:47
道が分岐している。下がった道は再度上がっていた
15:52
分岐を直進し、標識のある左へ

15:56
急な斜面を上がる
16:02
鉄塔No.30
16:05
電線の伸びる方向へ進む

16:09
尾根を歩く
16:11
鉄塔No.31、笹原を探すが、三角点が見えなかった
16:31
市道役場深原線に出た

17:31
巡視路入口に帰着



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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