五本松公園〜馬着山〜腕山

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2016年5月17日(火) 五本松公園〜馬着山〜腕山
 今日は、美保関町の馬着山から腕山を歩いてみようと思います。馬着山へは遊歩道が整備されているようですが、腕山へは藪漕ぎ状態になるようです。腕山からは才浦地区へ下りて、そこから仏谷寺への峠越えの道を歩こうと思います。
 山の中で、キイチゴの仲間かと思って写した低木は、葉の形や葉柄基部の長毛の様子などからヤブサンザシではないかと思われます。この時期に花や果実がなかったので、雄木なのかもしれません。アオキの葉をいくつか調べて見ましたが、この区域にはナンゴクアオキと両方があるように感じました。

 馬着山へは近道として仏谷寺からのルートもありますが、今回は五本松公園の三角点を確認しようと、五本松公園入口の駐車場から歩くことにしました。公園までは20分ほどで上がれ、美保湾を挟んで対岸の大山や弓ヶ浜半島などが広がっています。三角点(133.1m)は公園中央の西隅にありました。

 公園の北側に鳥居があり、ここから馬着山を経由して美保関灯台までの遊歩道があります。鳥居から階段を下がって、鳥居が並んでいる道を行くと御穂社があり、その後ろにまた道が下がっています。鞍部まで下がると、才浦地区、仏谷寺への分岐があり、馬着山へは、正面の斜面を上がっていきます。
 しばらく急な登りが続きますが、やや平坦な道になったところで、周囲より高いと思われる道路脇の林の中に三角点(167.2m)がありました。道路脇にベンチが置いてある場所があり、木々の間から日本海が少し見えましたが、昔はもっと見えていたのかもしれません。
 遊歩道が急カーブすると、その先にベンチがあり、目の前に日本海が広がっていました。ベンチから少し進んだところに、馬着山山頂(210m)の標識がありました。山頂付近は細長い平坦な尾根になっているので、どこが山頂なのか見逃してしまいそうです。木々の間からは美保関の町や五本松公園などが見えていました。

 山頂から引き返し、先ほどのカーブのところに「山火事注意」の標識が掲げられています。わかりにくいですが、ここから山へ入ると、腕山へのルートがあります。低木の枝が伸びていたりして踏み跡がわかりにくい場所もありますが、テープが巻いてあるので、緩やかな尾根を下っていきます。
 標高150mくらいから急な斜面を下りるようになり、このころからテープがあまりはっきりしなくなります。林内は下草も下木もないので、木々の間を縫うように歩けますが、踏み跡も尾根もはっきりせず、またテープを見つけて安心していると、東へずれて斜面を下りていました。一度尾根筋まで引き返し、再度方向を見なおして下りました。尾根筋からは若干ずれた鞍部へ下りましたが、ちょうど才浦地区や海岸への道の分岐となる場所で、正面が腕山になるようです。
 前方右の方へ細い踏み跡が続いており、これは釣り人が海岸へ向かう道のようです。左の才浦方面を覗いてみると、ネット情報にあったように背丈ほどの石積みの井戸の跡のようなものがありました。先ほどの場所に引き返しテープを探しても見つからないので、とにかく上を目指して上がることにしました。急な斜面を木に掴まりながら上がると、テープがあったので間違っていないと安心しました。頂上らしき場所に上がるとすぐに三角点(110.5m)がありました。三角点から奥に進むと、情報にあったように日露戦争当時の石積みの望楼跡が、木々にのまれるようにしてありました。古代遺跡を発見したような気分になります。
 頂上から同じルートを下り、先ほどの分岐から井戸跡を過ぎて才浦方面へ向かうと、もう一つ井戸跡がありました。この井戸は背が低く、中にはゴミが捨てられていました。山道はしっかりとした踏み跡があり、釣り人が利用しているのだろうと思われます。谷を下りて山を巻くようにして下がると、才浦港の近くの舗装道路に出てきました。

 才浦地区をしばらく上がっていくと、左側に橋があって山へ向かう道があります。これを上がり峠を越えると、五本松公園と馬着山との間の鞍部にあった遊歩道の分岐点に出会うので、仏谷寺方面へ下りました。このルートは「みほの岬自然観察路」となっているので、きれいに整備がされており、仏谷寺の墓地の脇へ出てきました。無事に登山ができたので、美保神社へお礼に参拝をして終わりとしました。

ヤブサンザシ

ナンゴクアオキ

アオキ

美保関
ヤブサンザシ
美保関
ナンゴクアオキ
美保関
アオキ

ナワシロイチゴ

野原
ナワシロイチゴ

美保関町森山から見た白髪山 美保関町森山から見た高雄山 美保関町福浦から見た稲荷山

11:39
五本松公園入口の駐車場から出発
11:43
五本松公園へ上がる。
11:57
五本松公園

公園からのパノラマ 公園の西隅に三角点がある。 四等三角点(133.1m)

12:05
公園の北隅の鳥居から下る。
鳥居の先に階段があり、鳥居が並んでいる。 12:07
御穂社

12:10
階段を下る。
12:15
鞍部に下ると、才浦地区、仏谷寺への分岐がある。
12:16
近くに小さな社があった。

12:17
階段を上がる。
12:21
さらに階段を上がる。
12:24
平坦な道になった。

12:24
道路脇の藪の中に三角点があった。
12:24
三等三角点(167.2m)。

12:29
道路脇にベンチがあった。
ベンチから木々の間にわずかに海が見える。 12:32
頂上手前からの展望。

12:33
馬着山山頂(210m)。
12:34
木々の間から五本松公園が見える。
12:53
頂上手前から腕山に向かう。

12:56
テープと踏み跡を見て進む。
13:01
しっかりした踏み跡があるところもある。
13:07
下草や下木がなく歩きやすい。

13:09
この先急斜面を下りる。
13:25
間違えて東へ下りてしまい、ここから引き返す。
13:45
鞍部に下りた。

13:47
才浦地区(左)、海岸(右前)、腕山(左前)の分岐。
13:48
才浦方面に井戸の跡のようなものがある。
13:50
腕山に向かって斜面を上がる。

13:53
上部に向かって進む。
13:56
木陰に三角点があった。

四等三角点(110.5m)。 14:01
日露戦争時の望楼跡。

14:14
腕山を下り、再び鞍部の井戸跡。
井戸の内部

14:15
近くのもう一つの井戸跡。
14:18
釣り人の通る道だろう。
14:23
腕山を振り返る。

14:24
歩きやすい道が続く。
14:30
才浦地区へ下りた場所を振り返る。
14:32
才浦地区から見た馬着山。

14:35
才浦地区の三宝大荒神。
14:38
美保関仏谷寺へ抜ける峠道の入口。
14:40
みほの岬自然観察路の標識。

14:41
手入れされた道が続く。
14:48
峠の手前にある「大谷虎右衛門植林功労碑」
14:49
両脇が崩れた峠。

14:49
峠を越えると分岐がある。
14:55
仏谷寺へと下る。
15:05
仏谷寺の墓地の脇へ下りてくる。

15:07
美保関の青石畳通り。



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