大平山鉄塔巡視路(上講武杣谷〜山奥)

松江の花図鑑>日記



2016年3月3日(木) 北山・大平山鉄塔巡視路(鹿島町上講武杣谷〜山奥)
 今日は大平山の中腹にある鉄塔巡視路を歩いてみようと出かけました。
 林道澄水山線を上がると左脇にある巡視路入口から西へ向かって鉄塔が並び、県道松江島根線の新道トンネル近くまで行けるようなので、そこから大平山を縦走しようと考えていました。しかし、林道脇から入った第二島根原子力幹線鉄塔No.20からは巡視路が続いておらず、木々の間に道らしきものがありましたが、しばらく行くと急な下り斜面になり、また道らしきものもないようなので引き返すことにしました。この巡視路は鉄塔No.20までしか行けないようです。

 林道澄水山線からの鉄塔巡視路はあきらめ、以前から気になっている林道から東へ入り、無人になった家の脇から納蔵東へ下りる道が地図にあるので、これを確かめることにしました。以前にも家の先まで入ってみましたが、草が多くてあきらめた記憶があります。今回下りてみると、山や果樹園を手入れされているようで、道はきれいに管理されていて楽に納蔵東の市道まで下りられました。自転車を置いた元の場所まで帰り、次に納蔵西から鹿島町上講武杣谷への峠越えの道を歩くことにしました。

 林道澄水山線下部の急カーブにある倉庫の脇から鉄塔巡視路があり、峠を越えて杣谷へ出られそうなので確かめることにしました。向かう鉄塔は島根原子力幹線NO.22です。巡視路は山中を上がるとすぐに峠となり、下った所から湿地の脇を道があるようですが、右に鉄塔の巡視路があるのでまず鉄塔まで行ってみることにしました。急な階段を上がり稜線をしばらく行くと鉄塔No.22がありました。鉄塔の先に林内に延びる道がありましたが、先ほどの湿地脇の道を確かめるために引き返しました。
 湿地の脇に道らしきものがありますが、少し進むと笹薮となり、その先もすっかり荒れたしまった状態なので、この道はあきらめ、先ほどの鉄塔の先へ進むことにしました。林の中を少し進むと人家が見え、田んぼの中を通って杣谷地区の舗装道路に出ました。先ほど行き止まりになった鉄塔No.20の先の鉄塔への巡視路がここからあるかもしれないと、道路を奥へ歩いてみると、舗装道路が終わった田んぼの脇に鉄塔No.19への標識がありました。先へ進むと、よく巡視路の溝などに渡してある鉄製の橋があったのでこれを渡ると、少し荒れた感じの道が斜面を上がっていました。
 鉄塔No.19までは急な斜面を上ったり平坦な尾根を通ったりします。また鉄塔No.18の手前では短距離ですが急な斜面をトラバースすることもあります。
 鉄塔No.19を過ぎて少し行った尾根に、大きな岩を抱き込んで根を張り、大きく枝を張った木がありました。天空の城ラピュタの空に浮かぶ大きな木を思い出しました。
 鉄塔No.17では次の巡視路が見つからず、最初の鉄塔No.20のこともあり、行き止まりで引き返さないといけないと思い、引き返すことにしました。しばらく歩いて鉄塔標識を見るとNo.16とあり地図を確認すると、実際は引き返してはおらず、予定のルートを進んでいました。鉄塔No.17のところで勘違いをして、No.16を見逃してしまったみたいです。次回にしっかり確認したいと思います。
 山を下りてきた場所は新道トンネル近くの上講武浄水場から奥へ入ったところでした。ここの奥に大きな石井川砂防堰堤があり、その脇に管理用と思われる道がありました。この道が地形図にある登山道と方向が合致しているようなので、今でも通れるのか機会があれば確かめたいと思います。
 ここから出発地の納蔵西まで西持田を通り御岳山をまわって帰ることになるので、2時間も歩いてしまいました。途中の杣谷へ入って再度山越えをしたほうがずっと楽だったようです。  

林道澄水山線脇の小さな神社。 11:23
林道脇から巡視路へ入る。
11:23
入口に第二島根原子力幹線鉄塔No.20の標識がある。

11:26
鉄塔No20。
鉄塔を過ぎて踏み跡があるが、だんだん不明になり、引き返す。

12:05
林の中へ道を進む。
12:06
山道を進む。
12:09
畑へ出てくる。

12:11 納蔵東
人家の脇を進む。
12:13 納蔵東
舗装道路へ出る。
12:14 納蔵東
下りてきた道を振り返る。下りて来た道を戻る。

12:55 納蔵西
巡視路は林道脇の建物の脇を入る。
13:00 納蔵西
林内へ巡視路を進む。
13:03 納蔵西

13:06 納蔵西
小さな峠を越える。
13:10 鹿島町上講武杣谷
峠を下ると右手に階段がある。
13:14 鹿島町と東持田町の町境
尾根を進む巡視路。

13:16 杣谷
13:20 杣谷
島根原子力幹線No.22。
13:20 杣谷
正面に御岳(みだけ)山(294.8m)が見える。

13:24 杣谷
鉄塔の先に道が続いているが、ここで折り返す。
13:31 杣谷
階段下まで引き返し湿地の脇を進む。
13:33 杣谷
笹薮となり進めないので、鉄塔の先の道へ引き返す。

13:44 杣谷
鉄塔の先の林の中の道を進む。
13:45 杣谷
林を抜けると人家が見える。
13:49 杣谷
舗装道路の突き当りに鉄塔No.19への標識がある。

13:53 杣谷
直進は行き止まり、右の鉄製の橋を渡る。
13:53 杣谷
手前右の鉄製の橋を渡る。
13:55 杣谷
少し荒れた道を上がっていく。

13:57 杣谷
鉄塔標識を見ながら上がる。
14:03 杣谷
尾根に上がる。
14:06 杣谷
急な斜面を上る。

14:10 杣谷
尾根を進む。
14:14 杣谷
第二島根原子力幹線鉄塔No.19。
14:16 杣谷
鉄塔No18へ向かう。

14:21 杣谷
大きな石の上に木が生えている。
14:29 杣谷
斜面をトラバースする。
14:29 杣谷
あれが鉄塔No18かな。

14:32 杣谷
尾根道。
14:37 杣谷
第二島根原子力幹線鉄塔No18。
14:42 杣谷
鉄塔No17へ向かう。

14:43 杣谷
斜面を行く。
14:46 鹿島町上講武山奥
第二島根原子力幹線鉄塔No17。
15:03 山奥
右へ斜面を下る。

15:08 山奥
舗装道路へ下りた。
下りた場所を振り返る。 奥の堰堤に向かって道がある。

石井川砂防堰堤。 堰堤の上に上がる道があるようだ。 16:52 納蔵西
出発地へ到着。




島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑