東忌部町〜空山〜室山〜雨乞山

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2016年3月26日(土) 東忌部町〜空山〜室山〜雨乞山
 今日は先日3月20日に縦走した空山に東忌部町熊山の作業道から行けるように思われるので、挑戦してみます。またその後、室山や雨乞山へも上がってみることにしました。
 東忌部町熊山から大川端に向かう市道の脇から山へ向かう作業道があり、山奥の溜池まで続いていることは、以前から知っていました。この溜池の脇を通って斜面を上っていくと、すぐに空山への尾根にたどりつき、頂上へ向かいます。先日も三角点410.6mを確認できなかったので、探そうとしましたが頂上付近は背の高い笹が密生し入り込めないので、今回もあきらめました。
 頂上からは北の斜面を下りて、地形図にある作業道へ向かうことにしました。北へ向かうと背の低い笹が続きますが、林内に入ると笹はなくなりました。斜面を下がると、正面には背の高い笹が密生し通れる気配がないので、左へと周り通れそうな場所を探すと、笹薮が切れて、北へ向かうことができました。
 しばらく下がると、急に山が開けて新しい作業道が作られていました。この作業道を下りて行くと、地形図にある古くからの作業道に続き、市道まで出ることができました。

 忌部から山を越えて八雲町に入ると眼下に大きな山が見えてきます。これが室山ですが、登山道はないようです。山までの途中に宇留布神社がありますが、昔はこの神社が室山にあったそうです。室山へは表側は急斜面のようなので、裏側にある作業道から谷を入って行くことにしました。
 作業道の脇の小さな谷から斜面を上がると、何となく踏み跡があるような感じもしますが、すぐに道らしきものも見えなくなってしまいます。通れないような藪ではないのですが、小低木や枝を避けながら歩かなければいけません。とにかく上に向かって登って行くと、平らな場所へ出てきました。ここが標高259mの最初のピークのようで、ここからは、はっきりとした尾根道が続いていました。この尾根道が頂上の手前で急に溝を掘ったように落ち込んでいました。これは中世の城跡の堀切ではないでしょうか。
 頂上には三等三角点260.9mが確認できました。山の途中からも頂上からも全く眺望はないので、山に登ったという達成感がないのが残念です。
 下りは同じ道を下りているつもりでしたが、最後の谷の部分で行き過ぎてしまったようで、大回りをして藪の中を歩きまわってしまいました。

 雨乞山へは岩坂ハイツの住宅地の横の道を入り、小屋の脇から山へ入ります。小さい山ですが、急坂が続くので、途中で息を継がないと上がれません。頂上にはNHKの鉄塔があるだけで、眺望はほとんどありません。今の時期には遠くの山が見えますが、木々の葉が茂る頃には、何も見えないでしょう。鉄塔の奥に四等三角点がありました。標高155.2m。  

空山

東忌部町農道から見た空山。 10:53 市道から作業道へ入る。 10:59 田んぼの脇を上がっていく。

11:01 作業道は山へ入っていく。 11:07 作業道を進む。 11:09 作業道は終わり疎らな林内に入る。

11:11 溜池の脇を進む。 11:12 緩やかな斜面を上がる。 11:17 林の向こうに尾根が見える。

11:20 尾根に上がった。 〜11:40 三角点を探すが
頂上付近は背の高い笹が密生し
近づけない。
11:48 笹の中の尾根を下がる。

11:55 背の高い笹が密生し
直進できない。
11:58 笹薮を迂回し植林地を進む。 12:02 植林地内を下がる。

12:11 新しい作業道ができていた。 12:23 古くからある作業道を下がる。 12:30 市道へ出た所を振り返る。

空山

室山

宇留布神社

宇留布神社

八雲町平原の室山。 宇留布神社。

宇留布神社

13:47 作業道が山へ向かう。 13:59 山中の作業道を進む。

14:05 小さな谷から山へ入る。 14:09 踏み跡があるような。 14:21 藪を枝を避けながら進む。

14:29 シダが密生するところがある。 14:44 第1のピーク259m付近。 14:46 尾根道を進む。

14:48 堀切らしい尾根の切れ目。 14:52 室山の頂上。全く眺望はない。 三等三角点(室山 260.92m)

室山

雨乞山

八雲町日吉の雨乞山。 16:09 住宅の奥の小屋の脇から入る。 16:13 急な坂道を上がる。

16:18 急な坂が続く。 16:22 頂上の鉄塔。 頂上の三角点。

四等三角点(雨乞山 155.23m) 冬は星上山が見えるが、眺望はない。 雨乞山




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