2013年10月7日の日記 |
2013年10月7日(月) | 島根町加賀〜大芦 |
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今日は夏に写したナンバンハコベのその後の果実の様子を見ようと島根町へ出かけることにしました。そこからは田んぼの周りや、また海岸岩場の草地を見てみようと思いました。 最近ヒメジソとシラゲヒメジソの区別があやふやとなってきている。ヒメジソと思って見ると、葉の表面に長毛があったり、シラゲヒメジソと思うと茎などには毛が少なかったりしている。道端にあったヒメジソを見ると、葉の裏面にはまばらに長毛があるが、表面には毛が目立たない。茎にも長毛はない。表面に長毛がないことから、これはヒメジソ。 ナンバンハコベは葉はすっかり枯れていましたが、黒い果実をたくさんつけていました。この場所にしかないということはないと思うが、まだ他では見つけられない。シロバナキツネノマゴがたくさん咲いていました。家の近くでは淡紅色の花ばかりだが、場所あるいは地域によって、白色のものばかりとなる。また混生しているところもある。 山手の場所にキジョランの葉があり、葉の付け根に蕾がついていました。よく見ると、終わりかけたような花もありました。花や蕾を見るのは初めてのことでしたが、葉を動かしているうちに、花はどこかへ落ちてしまいました。他には開いた花はありませんでした。 海岸の岩場の草の生えている窪みを見て回りました。カワラヨモギやハマゼリが咲いていました。そんな中に白い花をつけたシソ科の花がありました。図鑑やネットで似ているものを探すとヤマジソがありましたが、花の色が合いません。さらに調べると、白色の花を咲かせる変種でシロバナヤマジソというのがありました。 帰りの道端に羽状の葉をつけたような背の低い植物が密生しているのが目にとまりました。よく見ると、特徴のある果実を枝に並べているので、コミカンソウとわかりました。コミカンソウはあまり見かけないので、こんなに群生しているのにはびっくりしました。 |
西生馬 ヨシススキ |
鹿島 ナミキソウ |
島根 ダンドボロギク |
島根 ヒメジソ |
島根 ナンバンハコベ(果実) |
島根 シロバナキツネノマゴ |
島根 ハシカグサ(果実) |
島根 タウコギ |
島根 アメリカアゼナ(果実) |
島根 サクラタデ |
島根 マグワ(冬芽) |
島根 キジョラン |
島根 オオユウガギク |
島根 ツルボ(果実) |
島根 シロバナヤマジソ |
鹿島 コミカンソウ |
地 図 |