2011年9月14日の日記

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2011年9月14日(水)玉湯町林道〜忌部
 今日はカゴノキの花、7月に見たホウキヌカキビの様子やアキメヒシバ、ヤブマオを見ようと玉湯の林道へ向かって出かけました。
 カゴノキは時既に遅く、花は終わり、枯れたものだけがついていたり、枯れた花がたくさん落ちていました。来年はもう少し早めに見ないといけないようです。
 先日海岸で見たニオウヤブマオと比較をしようとヤブマオを探しました。どこにでもあると思っていたヤブマオですが、今日走った玉湯から林道を上がって忌部まで、見かけることはありませんでした。こんなに分布が偏っているとは思いませんでした。今度は以前に写した場所で探してみます。
 林道脇に枝になにか小さな丸いものがついた低木が目に止まりました。丸いものは托葉でした。托葉の形から、マルバヤナギ(アカメヤナギ)でした。これは初めての出会いでした。
 ホウキヌカキビは夏に見たときは、直立した茎に大きな花序をつけていましたが、秋になると、長い茎の各節から短い枝を出して、小さな葉と小さな花序をつけていました。全く違ったもののような感じです。
 今までアキメヒシバを写そうと思いながらも、どんな感じのものかつかめず写せずにいました。今回、茎の下部が横に這わないということを頼りに、小穂を確認すると、確かに披針形ではなく長楕円形という感じです。やっとアキメヒシバを写すことができました。
 忌部に越えた道路脇に花穂の長いオオバコが目に止まりました。長いものは花穂と茎を合わせると長さ60cmくらいあります。オオバコの大きなものだろうと、あまり観察をしませんでしたが、念のために種子を写しておきました。種子は翼があるような感じで、長さ約4mmもありました。セイヨウオオバコより種子が長く、数は少ないので、まだ名前がわかりません。(この翼のあるものは。果実についていた萼のようです。やはりオオバコの大きなものでした。)

カゴノキ

ヤマニガナ

ヨモギ属

玉湯
カゴノキ(枯れた雄花)
玉湯
ヤマニガナ
玉湯
ヨモギ属5

ヌカキビ

サクラ属

ホウチャクソウ

玉湯
ヌカキビ
玉湯
サクラ属?
玉湯
ホウチャクソウ(果実)

メドハギ

アメリカネナシカズラ

マルバヤナギ

玉湯
メドハギ
玉湯
アメリカネナシカズラ
玉湯
マルバヤナギ

ホウキヌカキビ

キンミズヒキ

アキメヒシバ

玉湯
ホウキヌカキビ
玉湯
キンミズヒキ
玉湯
アキメヒシバ

ムカゴイラクサ

メヤブマオ

オオバコ

玉湯
ムカゴイラクサ(雌花)
玉湯
メヤブマオ
西忌部
オオバコ

トダシバ

ツクシハギ

アブラガヤ

西忌部
トダシバ
西忌部
ツクシハギ
西忌部
アブラガヤ

タイヌビエ

乃白
タイヌビエ
地 図


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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