2010年11月13日の日記 |
2010年11月13日(土) | 大東大平山 |
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今日はシラゲヒメジソの花後の様子を見ようと、以前に見た八十山へ行くことにしました。 今回は玉湯の奥へ入って、ここから山を越えて宍道へ下ることにしました。山の峠付近に濃い紫色の菊が目に入りました。ノコンギクにしては色が濃いのでコンギクだろうと思います。また近くに大きな葉をつけたシソ科の植物がありましたが、調べるとニガクサによく似ています。 八十山の登山口から山へ向かうと、登山道が大きく削られ、土砂がむき出しになっています。山をみると杉の木が切られて、運びだされているようです。杉の伐採のため重機が通れるように作業道が作られ、今までの登山道はなくなっています。登れるような感じではないので、こちらからはあきらめ、大東側から上がってみることにしました。 大東側からは、林道が頂上付近まで続いていますが、上のほうでは傾斜がきついので、自転車は引きながらあがりました。白い野菊は花が小さくゴマナかなと思って写しましたが、花は案外大きく2cm以上あり、やはりシロヨメナでした。林道脇を見ているとシソのような果穂をつけているものがありルーペで確認すると、茎にも長い毛が生えているので、シラゲヒメジソで間違いないようでした。 道路脇の背が低く小さな実を疎らにつけたイネ科の植物はハイチゴザサのようです。今まで見たものは山中の水が染み出すような場所にありましたが、道路脇では初めて見ました。今までは、ただ見ていなかっただけだと思います。 八十山は頂上付近までにして、そのまま林道を大平山の方へ向かいました。大平山への分岐からは自転車を置いて、頂上まで行ってきました。大平山はどこが頂上なのか今まで分からなかったのですが、「頂上へ」と矢印がある場所が頂上のようです。この標識はなにかの間違いなのでしょう。 大きな葉をつけた幼木がありキリかなとも思いましたが、葉の基部に腺があり、ヤマナラシのようです。 分岐点へ戻って、馬鞍山の方へ向かい、登山口のある西谷へと林道を下りました。 |
宍道八十山登山道 伐採工事中 |
大東大平山 標識に矢印があるがここが山頂 |
大東大平山 馬鞍山方面から大平山へ直登 |
玉湯 ムラサキアオゲイトウ(果実) |
玉湯 コンギク |
玉湯 ニガクサ |
雲南市大東 クサノオウ |
雲南市大東 シロヨメナ |
雲南市大東 シラゲヒメジソ(果実) |
雲南市大東 ハイチゴザサ(果実) |
雲南市大東 ミヤマナルコユリ(果実) |
雲南市大東 ミヤマママコナ(果実) |
雲南市大東 ヤマナラシ(冬芽) |
雲南市大東 カマツカ(紅葉) |
宍道 ヨモギ属1 |
宍道 ヨモギ属3 |
地 図 | |