夏緑性シダ植物 北海道〜九州の山野に生える。渓流のそばや水路の脇などによく生える。高さ0.5〜1m。葉は2回羽状複葉。個々の小葉は楕円形っぽい三角形で先端は丸い。春に栄養葉とともに胞子葉を出す。栄養葉は1つの株から数枚の大きな葉を出す。胞子葉は独立し、まっすぐに立って棒状の小葉が並び、短期間に消失する。新芽が平面上の螺旋形になる。 学名は、Osmunda japonica ゼンマイ科ゼンマイ属 栄養葉の一部に胞子曩をつけるもの、胞子葉の一部に栄養葉をつけるものがあり、ハゼンマイと呼ばれる。 |
▼2008年6月1日 栄養葉 八雲 | ||
▼2008年4月20日 胞子葉 八雲 | ||
▼栄養葉 | ▼小羽片の基部は丸い。 | |
▼新芽は平面的な螺旋形 | ||
▼2003年4月29日 佐草 | ||
▼2008年9月14日 季節はずれに胞子の飛び出した後の胞子葉。 宍道 | ||
▼2008年9月1日 幼体 玉湯 | ||