ヤマキツネノボタン(山狐の牡丹)

多年草
北海道〜九州の山地の湿気のあるところに生える。高さ20〜30cm。キツネノボタンの変種で斜上毛が多く、花茎が細長いもの。葉は1回3出複葉。小葉は長卵形で2〜3裂する。花は黄色で直径約8mm。集合果はほぼ球形で直径約8mm。そう果は扁平で先は曲がる。花期は7〜9月。(山に咲く花)
「改訂新版日本の野生植物」では、キツネノボタンの別名として、区別をしていない。
学名は、Ranunculus silerifolius var. silerifolius
キンポウゲ科キンポウゲ属
最近は花柱の先端の曲がり具合は同定のキーにならないとされ、そう果の稜がキーとなる。検索表



▼2013年5月22日 大海崎▼花は直径約1.1cm。

ヤマキツネノボタン花

ヤマキツネノボタン花

ヤマキツネノボタン花

ヤマキツネノボタン花

ヤマキツネノボタン果実

ヤマキツネノボタン果実

▼柱頭の先端は曲がる。▼集合果は直径約1cm。▼果実は長さ約5mm。

ヤマキツネノボタン果実

ヤマキツネノボタン果実

ヤマキツネノボタン果実

▼果実の切断面、片側にのみ厚みがある。

ヤマキツネノボタン果実

ヤマキツネノボタン果実

ヤマキツネノボタン葉

▼中部の葉は葉柄を含めて長さ約11cm。▼表面に短毛がある。

ヤマキツネノボタン葉

ヤマキツネノボタン葉

ヤマキツネノボタン葉裏面

▼裏面に短毛がある。▼上部の茎に疎らに上向きの伏毛がある。▼下部の茎には上向きの開出毛がある。

ヤマキツネノボタン葉裏面

ヤマキツネノボタン茎

ヤマキツネノボタン茎

ヤマキツネノボタン

ヤマキツネノボタン




▼2007年6月16日 八雲▼果実。

ヤマキツネノボタン花

ヤマキツネノボタン果実

ヤマキツネノボタン葉

▼茎に上向きの毛がある。

ヤマキツネノボタン葉

ヤマキツネノボタン茎

ヤマキツネノボタン茎

ヤマキツネノボタン

▼2006年8月19日 枕木

ヤマキツネノボタン花

ヤマキツネノボタン果実

ヤマキツネノボタン葉

ヤマキツネノボタン茎

▼2005年6月12日 八雲

ヤマキツネノボタン花

ヤマキツネノボタン葉

ヤマキツネノボタン果実

ヤマキツネノボタン茎



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