ヤマフジ(山藤)

つる性落葉木本
近畿地方以西〜九州の低山の林縁や明るい樹林内に生える。高木に巻きついて樹冠に達する。つるの巻き上がる方向は右巻き(Z巻き)。はじめ短毛があるが、のちに無毛。葉は互生。長さ15〜25cmの奇数羽状複葉で、小葉は4〜6対。小葉は長さ4〜7cmの長楕円形または狭卵形で全縁。托葉は早く落ちる。枝先に長さ10〜20cmの総状花序が垂れ下がり、長さ2〜3cmの紫色の蝶形花を多数つける。萼は広鐘形で有毛。萼片は5個。苞は長さ1.5cmほどの卵形で、褐色の毛が密生し、早く落ちる。花が白色の品種をシロバナヤマフジという。果実は豆果。長さ15〜20cm、表面に短毛が密生する。10〜11月、熟して乾燥すると2裂してねじれ、種子をとばす。種子は直径1.3cmほどの円形で黒紫色。花期は5月。
冬芽の葉芽は花芽より小さく、長卵形で紫褐色、芽鱗は外側の1個だけが見える。葉痕は扁円形で、維管束痕は3個。(樹に咲く花)
学名は、Wisteria brachybotrys
マメ科フジ属
つるが左肩上がり(S巻き)になるのは、ノダフジ(フジ)。


2004年4月18日 シロバナヤマフジ 上乃木
ヤマフジ花 ヤマフジ花 ヤマフジ葉
2006年7月9日 果実 東忌部
ヤマフジ果実 ヤマフジ



2003年9月11日 果実 東出雲
ヤマフジ果実 ヤマフジ果実
2006年1月15日 冬芽 東忌部
ヤマフジ冬芽 ヤマフジ冬芽 ヤマフジ葉痕
つるは右肩上がりになる。
ヤマフジ


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑