越年草 北海道〜九州の山野に生える。高さ30〜120cm。茎は赤紫色を帯びる。長い柄のあるさじ形の根生葉は、花期には枯れる。茎葉は互生し、長さ5〜10cm、幅2〜5cmの長楕円形〜倒卵形で、基部は広い翼のある柄となり、縁に粗い鋸歯があ。基部は後方にはりだし茎を抱く。裏面はやや白っぽい。頭花は直径1.5cmほどで枝先や上部の葉腋に数個ずつつく。総苞は黒っぽい緑色で長さ7〜9mmの円筒形。花のあと下部は膨れて硬くなり下を向く。そう果は黒褐色で長さ2.5〜3.5mm。冠毛は純白色。 花期は8〜11月 学名は、Youngia denticulata キク科オニタビラコ属 葉が羽状に深裂する品種をハナヤクシソウ(Youngia denticulata f. pinnatipartita)と呼ぶ。 |
▼2005年10月9日 東忌部 | ▼2004年12月18日 玉湯 |
▼2004年10月30日 佐草 | |
▼2003年10月12日 上来待 | |