1〜越年草 日本全土の人里近くのやぶや荒れ地にごくふつうに生える。茎はやややわらかく、4稜があり、稜の上に並んだ下向きの刺でほかのものにひっかかり、長さ60〜90cmになる。葉は6〜8個が輪生しているように見え、長さ1〜3cm、幅1.5〜4mmの広線形または狭倒披針形で、先端は刺状にとがり、縁と裏面の主脈には逆向きの刺がある。本来の葉は2個で、ほかは托葉の変化したもの。茎の先や葉腋から花序をだし、小さな黄緑色の花をつける。花冠は4裂し、4個の雄しべがある。果実は2分果からなり、直径約2mm。表面にはカギ状の毛があって、衣服などにくっつく。 花期は5〜6月。(野に咲く花) 学名は、Galium spurium var. echinospermon アカネ科ヤエムグラ属 |
▼2014年4月23日 東朝日 | ||
▼花は直径約1.5mm。 | ▼4個の雄しべと、2岐した柱頭がある。 | |
▼若い果実、毛が密生する、長さ1mm×幅1.5mm。 | ▼葉は8個輪生している。 | |
▼1個の葉は長さ約2cm。 | ▼葉の先端は刺状に尖り、葉面に毛がある。 | ▼葉の裏面、脈上と縁に下向きの刺がある。 |
▼茎に4稜があり、下向きの刺がある。 | ▼茎の拡大。 | ▼葉の裏面、脈上と縁に逆刺がある。 |
▼2013年4月29日 鹿島 | ||
▼花と果実。 | ▼花は直径約2mm。 | |
▼果実は2個の分果、かぎ状の毛が密生する。 | ▼果実の幅は約2mm。 | |
▼分果の長さは約2.5mm。 | ▼葉は長さ約1.8〜3cm。 | |
▼葉の先端は刺状に尖る。 | ▼縁と表面に刺がある。 | ▼表面の刺。 |
▼葉はわずかに裏側に巻く。 | ▼縁と裏面の脈上に下向きの刺がある。 | |
▼縁と裏面脈上の下向きの刺。 | ▼茎や葉の縁に刺がある。 | ▼茎の下向きの刺。 |
▼2013年4月4日 袖師 | ▼花は直径約1.5mm。 | |
▼2011年6月9日 大庭 | ||
▼2004年4月21日 西嫁島 | ||
▼2015年5月21日 果実 打出 | ▼果実は2個の分果からなる。 | |
▼分果は長さ約2mm。 | ▼かぎ状の毛が密生する。 | ▼果皮を一部除くと種子がある。 |
▼葉が6個輪生している。 | ||
▼2013年6月6日 果実 八雲 | ▼果実は2個の分果からなる。 | ▼分果は長さ約3mm〜4mm。 |
▼表面にかぎ状の毛がある。 | ▼種子は長さ約3mm。 | |
▼2013年5月2日 果実 浜乃木 | ▼果実は2個の分果からなる。 | |
▼分果は長さ約3mm。 | ▼分果に種子が1個あり、長さ約3mm。 | |
▼若い種子。 | ||
▼2009年5月19日 果実には鈎形の毛がある。 玉湯 | ▼茎には下向きの刺がある。 | |
▼2004年5月7日 果実 浜乃木 | ||
▼2004年5月6日 果実 城山公園 | ▼2004年4月29日 果実 西長江 | ▼2004年3月21日 玉湯 |
▼2010年11月6日 西谷 | ||