多年草 本州〜沖縄の林下に生える。根の一部に膨らみがあるが、匐枝は出さない。葉は根生し、線形で長さ30〜60cm、幅0.8〜1.2cm、鈍頭、縁に小さな鋸歯がある。花茎の高さは30〜50cm、淡紫色の小さな花を総状に多数つける。花被片は6枚、長さ約4mmで数個ずつ束生する。種子は球形、黒色で光沢があり直径6〜7mm、果実のように見える。ヤブラン属の果実はさく果だが、果皮が薄くて脱落し、種子がむきだしになって成熟する。花期は8〜10月。(広島の山野草) 似た仲間にコヤブラン、ヒメヤブランがある。 学名は、Liriope muscari キジカクシ科ヤブラン属 |
▼2014年8月12日 秋鹿 | ▼開きかけた蕾。 | |
▼花は直径約7mm。 | ▼外花被片3個は細く小さい。 | ▼外花被3、内花被片3,雄しべ6,花柱1。 |
▼2011年9月7日 東長江 | ▼若い種子、1花に4個の種子ができている。 | |
▼2007年9月2日 鹿島 | ||
▼2006年8月26日 玉湯 | ||
▼2012年9月2日 東長江 | ||
▼葉の幅は約1.2cm。 | ||
▼葉の縁には非常に小さな鋸歯がある。 | ▼根の一部が膨らむが、匐枝はない。 | |
▼2013年3月7日 種子 西尾 | ▼種皮を除いたものと直径約6mmの種子(右) | |
▼2004年1月18日 種子 東長江 | ||
▼2010年11月6日 種子 東長江 | ▼1花に2個の種子ができている。 | |
▼2010年11月17日 種子 西長江 | ▼匐枝を出さず株立ちとなる。 | |
▼2011年11月2日 若い種子 東長江 | ||
▼2003年9月23日 若い種子 田和山 | ||
▼2011年3月19日 果実殻 安来市 | ||
▼2010年12月1日 東生馬 | ▼匐枝は出さいない。 | |
▼2010年4月27日 芽出し 植裁 玉湯 | ||