多年草 シンワスレナグサ(ワスレナグサ)は水辺に生え、花壇などに植栽されるているものは、ノハラワスレナグサやエゾムラサキまたはその交配種。 学名は、Myosotis sp. ムラサキ科ワスレナグサ属 シンワスレナグサ(Myosotis scorpioides) ヨーロッパ原産。観賞用に栽培され、湿ったところに野生化している。とくに北海道や長野県に多い。茎は高さ20〜50cmになり、しばしば基部から長い匐枝をだす。下部の葉は柄があって倒披針形。上部の葉は無柄で長楕円形。枝先にサソリ形花序をだし、直径6〜9mmの花を次々に開く。花冠は淡青紫色で、のどに黄色の鱗片がある。花期は5〜7月。(野に咲く花) よく似たノハラムラサキは花が直径3mmと小さく、萼は深裂し、カギ状の毛が密生する。ワスレナグサは萼に伏毛がある。 |
これは萼に毛が目立っているので、ワスレナグサではなく、エゾムラサキなどの園芸用の交配種と思われる。 | ||
▼2010年9月18日 花は7mmくらい。植裁 八雲 | ||
▼葉の基部はやや茎を抱く。 | ||