ウスベニチチコグサ(薄紅父子草)

1年草
アメリカ原産。1930年代に茨城県や兵庫県で採集され、1987年に整理された。関東から九州にかけて広く帰化しており、芝生、道ばたなどでチチコグサモドキよりはるかに普通に見られるようになっている。全体に白色の軟毛を布き、茎は根元から横に分岐して叢生し、高さ20〜50cmになる。葉の形はチチコグサモドキとタチチチコグサの中間くらいで、やや幅が狭く質もやや硬くて、裏面は綿毛が多く、それだけ色も白い。頭状花は長さ約5mmで茎の先端にやや集まってつき、外側の総苞片にはまばらな毛がある。筒状花は紅色。冠毛は16〜20本でそう果から容易にはずれる。花期は4〜8月。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Gamochaeta purpurea
キク科チチコグサモドキ属
チチコグサの仲間



▼2014年5月25日 玉湯▼頭花は上部に固まってつく。

ウスベニチチコグサ花

ウスベニチチコグサ花

ウスベニチチコグサ花

▼頭花は長さ約5mm、総苞片の先は鋭く尖る。▼両性花、長さ約2.5mm。

ウスベニチチコグサ花

ウスベニチチコグサ花

ウスベニチチコグサ花

▼雌花。▼葉は長さ約4.5cm。

ウスベニチチコグサ花

ウスベニチチコグサ葉

ウスベニチチコグサ葉

▼裏面は綿毛で白くなる。▼茎には綿毛が密生する。

ウスベニチチコグサ葉裏面

ウスベニチチコグサ茎

ウスベニチチコグサ

▼茎は長さ約30cm。▼根元から分枝して直立する。

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

▼花期には根生葉がない。

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ




▼2012年5月16日 新庄▼頭花は上部に固まってつく。

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

▼総苞片の先は鋭く尖る。

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

▼葉の先はとがり、表面に綿毛がある。▼裏面は綿毛が密生する。

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

▼根元から分枝して直立する。

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

▼2006年6月3日 東忌部

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

▼2004年5月28日 乃白

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ

ウスベニチチコグサ



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