キバナオドリコソウ(黄花踊子草)

常緑多年草
ヨーロッパの東部〜西アジア原産。園芸植物として導入され、グランドカバーなどに利用される。葉に銀灰色の斑が入る亜種が主に栽培され、現在逸出しているのもほとんどこれである。半日陰を好み、林縁などに生える。茎は断面が四角形で、下向きの短毛があり、下部で分岐して開花時は立ち上がり、高さ15〜30cmになる。葉は対生し、卵形または心臓形、長さ5〜8cmで、縁に鋸歯がある。茎下部の葉には長い葉柄があるが、上部につく葉は短柄となる。長さ15mmほどの黄色の唇形花を茎の上部の葉腋に数個ずつつける。花後、株の基部から旺盛に匍匐枝を伸ばして、地に付けば発根して広がる。別名ツルオドリコソウ。花期は春。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Lamium galeobdolon
シソ科オドリコソウ属



▼2004年4月25日 植栽 大草▼葉に灰色の斑が入っている。

キバナオドリコソウ

キバナオドリコソウ

キバナオドリコソウ

キバナオドリコソウ




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