多年草 北海道〜九州の林床に生える。茎は1本立ち、高さ15〜40cm。葉は長楕円形で4枚が輪生する。長さ4〜10cmで先は尖り、柄はない。花は茎頂に1個つき、柄は3〜10cm。外花被は4枚で披針形、長さ1〜2cm、内花被片は退化してない。黄色い雄しべ8本と4裂した柱頭が目立つ。液果は球形で約1cm、秋に黒く熟す。この時液果の周りに先の尖った紅紫色のものがある。これは花糸がふくらんだもの。花期は5〜7月。(広島の山野草) 学名は、Paris tetraphylla シュロソウ科ツクバネソウ属 |
▼2015年4月16日 島根 | ▼柱頭が4裂し、雄しべが8本、外花被片4個。 | |
▼葉は普通4個輪生する。 | ▼柱頭3、雄しべ6、外花被片3個の花もある。 | |
▼1枚の葉の生育が悪い。 | ||
▼蕾。 | ||
▼2016年4月30日 島根 | ||
▼2013年4月18日 島根 | ||
▼花被片がまだ開いていない。 | ||
▼葉が6枚のもの。 | ||
▼葉が5枚のもの。 | ||
▼2012年6月5日 島根 | ||
▼2010年5月30日 島根 | 雌しべの柱頭が4裂する。 | |
▼2008年6月8日 花の終わり。 島根 | ||
▼2015年7月29日 果実 島根 | ▼果実の基部に雄しべの花糸が残っている。 | ▼果実は直径約7mm。 |
▼種子が1個あった。長さ約3.3mm。 | ▼種子の反対側。 | |
▼種子の表面に微細な凹凸がある。 | ▼果実の落下したあと。雄しべの花糸が紅紫色に残る。 | |
▼2015年6月4日 若い果実 島根 | ▼果実の周りに雄しべが残っている。 | |
▼2007年7月8日 果実の下の8本の線形のものは雄しべの花糸。 島根 | ||
▼2013年6月3日 若い果実 島根 | ||
▼2011年5月2日 蕾 島根 | ||