常緑シダ植物 北海道〜九州の平地〜山地までやや乾燥した路傍、林縁に生える。根茎は短く斜上。葉は長さ10〜30cm。葉柄の裏面は紫褐色になることが多い。葉柄は表面に浅い溝がある。葉はやや2形で、胞子嚢群をつける葉は長く、立ちあがり、胞子嚢群をつけない葉は短く、地表近くに生じる。葉身は披針形の単羽状〜2回羽状複葉。下部の羽片は短く耳状になる。ソーラスは長楕円形で中肋寄りに斜めにつく。 学名は、 Asplenium incisum チャセンシダ科チャセンシダ属 |
▼2013年1月12日 玉湯 | ||
▼ソーラスは斜めにつく。 | ▼包膜がめくれて胞子嚢がでている。 | ▼胞子嚢は直径約0.17mm。 |
▼胞子は長さ約0.05mm。 | ▼中軸に溝がある。 | |
▼2009年3月20日 西忌部 | ||
▼2009年2月15日 玉湯 | ||
▼2008年12月20日 荘成 | ▼葉柄には浅い溝がある。 | |
▼2008年8月24日 玉湯 | ▼ソーラスは長楕円形。 | |
▼葉柄の裏面は紫色になる。 | ||
▼2008年8月17日 星上山 | ▼ソーラスは長楕円形だが弾けている。 | |
▼葉柄の裏面は紫色になる。 | ||
▼2008年6月8日 枕木山 | ||
▼2008年4月26日 上乃木 | ||
▼浅い溝がある。 | ▼ソーラスは長楕円形で中肋寄りに斜につく。 | ▼下部の葉は小さく耳状になる。 |
▼葉柄裏面は紫褐色になることが多い。 | ||