1年草。 日本全土の庭や道ばた、畑などにごくふつうに見られる。茎は細くて枝分かれし、地をはって長さ5〜20cmになり、ところどころに根を出す。葉は互生し、長さ1〜2cm、幅3〜6mmのくさび形で、先端に3〜5個の鋸歯がある。葉腋に小さな球形の頭花をつける。頭花は直径3〜4mmで、筒状花だけからなる。中心部に両性花が10個ぐらいつき、まわりに雌花が多数つく。両性花の花冠は褐紫色を帯び、先は4裂する。雌花の花冠はごく小さいく、緑色の子房の方が目立つ。両性花も雌花も結実する。花期は7〜10月。(野に咲く花) 学名は、Centipeda minima キク科トキンソウ属 |
▼2014年10月1日 西川津 | ▼頭花は直径約3mm。 | |
▼中央に両性花が数個、周りに雌花が多数ある。 | ▼集合果は直径約4mm。 | |
▼雌花の果実、長さ約1mm。 | ▼両性花の果実。 | |
▼葉は長さ約1.3cm、裏面に毛がある。 | ||
▼2014年7月16日 玉湯 | ▼中心に両性花、周囲に雌花がある。 | ▼両性花(上)長さ約1mmと雌花(下)。 |
▼果実は長さ約1mm、上向きの毛がある。 | ▼葉は長さ約6mm。 | ▼葉の裏面。 |
▼2011年7月28日 八雲 | ▼中心部に8個の両性花、周囲に多数の雌花。 | ▼9個の暗赤色の両性花の蕾が目立つ。 |
▼こぼれる果実。 | ||
▼2011年11月4日 果実 西川津 | ||
▼果実の稜には上向きの毛がある。 | ||
▼2004年8月12日 上東川津 | ||
▼2004年8月14日 上乃木 | ||
2005年10月23日 乃白 | ||