多年草 日本全土の山野の道ばたや荒れ地に生える。高さ15〜30cm。匐枝を出して増える。根生葉は花期にも残り、長さ2.5〜10cmの線状披針形。表面は薄く綿毛が生え、裏面は綿毛が密生して白っぽい。茎葉は線形で少ない。頭花は茎の先に丸く集まり、花序の下に披針形の苞葉が放射状につく。総苞は長さ約5mmの鐘形。総苞片は暗紫褐色を帯びる。そう果の冠毛はばらばらになって落ちる。花期は5〜10月。(野に咲く花) 学名は、Euchiton japonicus キク科チチコグサ属 チチコグサの仲間 |
▼2012年6月26日 西長江 | ▼果実と冠毛。 | |
▼果実は長さ約0.8mm。 | ||
▼表面は緑色で、まばらに綿毛がある。 | ▼裏面は綿毛が密生し、白い。 | |
▼花期にも根生葉がある。 | ||
▼2017年11月21日 果実 島根 | ▼総苞に包まれた花序は長さ約5mm。 | |
▼果実には長い冠毛がある。 | ▼開いた冠毛は直径約6mm。 | |
▼冠毛の基部は合着していない。 | ||
▼果実は長さ約0.9mm。 | ||
▼果実には上向きに乳頭状突起がある。 | ▼葉は線形。 | ▼葉の基部は茎を抱いている。 |
▼花序の基部に線形の苞葉が放射状につく。 | ||
▼2004年4月30日 城山公園 | ||
▼2004年12月12日 佐草 | ||
▼果実が落ちたあとの総苞。 | ▼ロゼット状の根生葉。 | |
▼2003年11月8日 加茂 | ▼冠毛。 | |