チカラシバ(力芝)

多年草
北海道西南部〜沖縄の日当たりのよい路傍や土手、耕地の周辺などに生育し、群生する。茎の高さは50〜80cm、強靭、基部は紫色の葉鞘に包まれ偏平。葉は長さ30〜70cm、幅4〜7mm堅い。花序は円柱状、長さ10〜20cm。小穂は長さ7〜8mm。第1小花は護穎だけで、結実するのは第2小花である。第1包穎は長さ1mm、第2包穎は4mm。小穂基部の総苞は黒紫色を帯び毛状。果実は灰褐色、無光沢、長さ3mm。花期は8〜10月。(日本イネ科植物図譜)
学名は、Pennisetum alopecuroides
イネ科チカラシバ属



▼2016年12月3日 八雲▼長い総苞毛が目立つ。

チカラシバ

チカラシバ

チカラシバ

▼花序は長さ約11cm。▼長い総苞毛は長さ約2.7cm。

チカラシバ

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チカラシバ

▼小穂は長さ約7mm、毛状の総苞がある。▼第1苞穎は退化し、長さ1mm未満。▼第2苞穎は長さ約3mm。

チカラシバ

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チカラシバ

▼第1小花は退化し、護穎だけある。▼果実は長さ約4mm、長い花柱が残っている。

チカラシバ

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▼総苞毛には上向きの小さな刺がある。▼総苞毛の小さな刺。▼葉舌は毛状。

チカラシバ

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▼高さは約50cm。

チカラシバ

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▼2008年11月30日 東忌部

チカラシバ

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▼2003年9月21日 東忌部

チカラシバ

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