多年草 北海道西南部〜沖縄の水辺や水での縁、あぜ道などに生育し、普通群生する。茎は細いが堅く、分枝して叢生し、平滑・無毛、基部は地上を匍匐または斜上する。高さは30〜50cm。葉は長さ4〜6cm、幅4〜6mm、基部が丸く、無毛であるがざらつく。葉舌は毛状。葉鞘は縁だけに毛がある。花序は直立し卵形、長さ4〜6cm。小穂は広倒卵形または倒卵状球形、円頭、2小花からなり、長さ2〜2.2mm。包穎は広卵形、厚く鈍頭、淡緑色または緑紫色。護穎は包穎よりやや長く革質。果実は倒卵形、光沢があり暗灰色、長さ1.2mm。花期は6〜8月。(日本イネ科植物図譜) 学名は、Isachne globosa イネ科チゴザサ属 似た花に山地に生えるハイチゴザサがあり、環状の腺はない。 |
▼2012年7月10日 東出雲 | ▼小穂の柄には黄色の腺がある。 | |
▼葉鞘は縁にだけ毛がある。 | ▼葉舌は毛状。 | |
▼2011年7月16日 西川津 | ||
▼2007年9月15日 東忌部 小穂の柄に淡黄色の腺がある。 | ||
▼果実 | ||
▼2007年7月28日 佐草 | ||
▼2005年7月10日 佐草 | ||
▼2004年8月28日 乃白 | ||
▼2004年7月11日 八雲 | ||