タガラシ(田辛子)

越年草
北海道〜九州の田や溝にふつうに生える。茎は高さ30〜60cm、よく分枝し、上部は毛を散生する。根出葉はやや肉質、やや無毛で光沢があり、腎形、掌状に3〜5中〜深裂し、裂片はさらに3〜5浅裂して先は円く、幅3〜7cm。茎葉は互生し、上部のものほど葉柄が短く、3深裂し、裂片の幅は狭く、時に2深裂、毛を散生する。花柄は1〜2.5cm。萼片は5、楕円形、舟形、長さ3.5〜4mm、背部に毛があり、そり返る。花弁は5、楕円形、黄色で光沢があり、長さ3.5〜4mm、基部に蜜腺がある。雄しべは多数、花糸は1.8mm、無毛、葯は1mm。花床は花後に伸びて長楕円形、、長さ8〜10mm、無毛または白毛を散在。そう果は多数、広倒卵形、無毛、長さ1〜1.2mmで。花期は4〜5月。(原色日本植物図鑑)
学名は、Ranunculus sceleratus
キンポウゲ科キンポウゲ属



▼2014年4月10日 乃木福富▼花床は楕円状に伸びる。

タガラシ花

タガラシ花

タガラシ

▼花は直径約9mm。

タガラシ花

タガラシ花

タガラシ花

▼葉は3〜5中裂し、裂片の先は丸い。

タガラシ

タガラシ葉

タガラシ葉




▼2004年5月2日 乃白▼花床は咲き進むと伸びる。▼果実は楕円形の集合果。

タガラシ花

タガラシ花

タガラシ果実

タガラシ果実

タガラシ

タガラシ

▼2007年3月31日 末次湖岸

タガラシ花

タガラシ花

タガラシ花序

タガラシ葉

タガラシ葉

タガラシ

▼2005年4月2日 乃白

タガラシ花

タガラシ花

タガラシ花

タガラシ葉

タガラシ葉

タガラシ

▼2007年2月12日 乃白

タガラシ花

タガラシ葉

タガラシ葉

タガラシ葉

タガラシ

▼2013年5月9日 果実 鹿島▼小さな果実が密集する。

タガラシ果実

タガラシ果実

タガラシ花

▼花は直径約7mm。

タガラシ花

タガラシ花

タガラシ花

▼集合果は長さ約9mm。▼果実は長さ約1.7mm。

タガラシ果実

タガラシ果実

タガラシ果実

▼葉は3深裂し、下部の葉は葉柄が長い。

タガラシ葉

タガラシ葉

タガラシ花序

▼茎に軟毛がある。

タガラシ茎

タガラシ

タガラシ

▼2019年3月5日 幼葉 朝酌▼水中に育つと、水面まで葉を伸ばす。

タガラシ幼葉

タガラシ幼葉

タガラシ幼葉

タガラシ

▼2007年2月12日 幼葉 乃白

タガラシ幼葉

タガラシ幼葉

タガラシ幼葉

タガラシ幼葉

▼2014年3月17日 幼葉 乃木福富

タガラシ幼葉

タガラシ幼葉

タガラシ幼葉

タガラシ幼葉

タガラシ幼葉



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑