多年草 マダガスカル原産、観賞用に栽培されるが、河川の岸辺に逸出してる帰化植物。植物体は叢生し、短い根茎を持つことがある。稈は通常高さ70〜100cmだが、時に100cmを超えることがある。葉は退化し稈の基部に鞘状につく。苞葉の葉身は葉状で稈の頂端に傘状に互生し、約20枚、線状で長さ10〜20cm、先端は尖る。花序枝は2〜7cm、多数つき、苞葉の葉身と交互に並ぶ。小穂は長楕円形、長さ5〜10mm、扁平、淡褐色、花序枝の先に数個つく。鱗片は楕円形、長さ1.8〜1.9mm、短芒を持ち、竜骨はやや鋭形。そう果は倒卵形、長さ約0.8mm、横断面は3稜形。花柱はそう果とほぼ同長。柱頭は3個。花期は6〜7月。(岡山県カヤツリグサ科植物図譜) 学名は、Cyperus alternifolius カヤツリグサ科カヤツリグサ属 |
▼2015年5月25日 植栽 宍道 | ▼花序枝は苞葉と交互に出る。 | |
▼花序枝は長さ約7cm。 | ▼小穂は長さ約5mm。 | |
▼鱗片は長さ約2mm。 | ▼柱頭は3岐し、鱗片の内側に葯がある。 | |
▼3個の葯は開いていない。 | ▼雌しべと子房。 | |
▼2011年5月20日 島根 | ||
▼2011年7月23日 島根 | ||