ショウジョウソウ(猩々草)

1年草
アメリカ(合衆国中部〜アルゼンチン)原産で、園芸用に栽培され、ときに逸出する。茎は直立する。葉は腺状の托葉をもち、不規則な浅い鋸歯がある。茎葉は互生し、葉柄は1.5cm以下、下部の葉は披針形、上部の葉は独特のバイオリン形をしており、基部が朱色に色づく。茎の先端に葉を対生し、杯状花序を集散状に配置した花序をつける。杯状花序の苞葉は対生し、独特のバイオリン形をしており、基部が朱色に色づく。総苞の腺体はふつう1〜2個で、横長楕円形で、中央がへこむ。さく果は平滑で無毛。裂開後に宿存する柱状体は長さ約2.5mmである。種子は卵形で、こぶ状突起があり、長さ約2.8mm、幅約2.2mm。花期は夏。(日本の野生植物)
学名は、Euphorbia cyathophora
トウダイグサ科トウダイグサ属



▼2009年9月27日 野生化 玉湯

ショウジョウソウ

ショウジョウソウ

ショウジョウソウ

▼上部の葉の基部が赤く染まる。

ショウジョウソウ

ショウジョウソウ

ショウジョウソウ

ショウジョウソウ

ショウジョウソウ



▼2017年11月21日 果実 島根▼苞の一部が赤くなる。▼花序に1個の黄色い腺体がある。

ショウジョウソウ果実

ショウジョウソウ果実

ショウジョウソウ腺体

▼果実は直径約6mm。

ショウジョウソウ腺体

ショウジョウソウ果実

ショウジョウソウ果実

▼果実は3稜があり、中央に花柱が残る。

ショウジョウソウ果実

ショウジョウソウ果実

ショウジョウソウ果実

▼膨らみに1個ずつ種子が入る。▼種子は長さ約3.5mm、こぶ状突起がある。▼種子の表面に白斑がある。

ショウジョウソウ果実

ショウジョウソウ種子

ショウジョウソウ種子

▼表面に微細な網目模様がある。

ショウジョウソウ種子

ショウジョウソウ種子

ショウジョウソウ種子

▼苞は長さ約2cm、基部が赤くなっている。

ショウジョウソウ苞

ショウジョウソウ苞

ショウジョウソウ苞

v葉は切れ込みがある。▼葉は葉柄を含めて長さ約7cm。

ショウジョウソウ葉

ショウジョウソウ葉

ショウジョウソウ葉

▼切れ込みのない葉もある。▼茎を切ると白い乳液が出る。▼葉は上部に集まる。

ショウジョウソウ葉

ショウジョウソウ

ショウジョウソウ

ショウジョウソウ

ショウジョウソウ




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