多年草 本州〜九州の林内に群生することが多い。古い時代に中国から渡来したともいわれる。葉は長さ30〜60cm、幅2〜3.5cmで光沢のある鮮緑色。花茎は高さ30〜70cmになり、上部で分枝して、淡白紫色の花をつける。花は直径4〜5cmで、朝開いて夕方にしぼむ。外花被片のふちは細かく切れこみ、中央部に橙黄色の斑点ととさか状の突起があり、そのまわりに淡紫色の斑点がある。内花被片はやや細く、先は浅く2裂する。花柱の裂片の先は2裂し、さらに細かく裂け、花弁のように見える。3倍体植物なので結実しない。花期は4〜5月。(野に咲く花) 学名は、Iris japonica アヤメ科アヤメ属 |
▼2012年5月16日 大海崎 | ▼雌しべの裏に雄しべがある。 | |
▼雄しべ。 | ▼花の落ちたあと。 | |
▼2012年5月12日 大東 | ▼外花被片の縁が細かく切れ込む。 | |
▼2011年5月14日 玉湯 | ▼外花被片の縁が細かく切れ込む。 | |
▼とさか状の突起がある。 | ▼雌しべの裏側に雄しべがあるらしい。 | |
▼花の落ちた跡。 | ||
▼2009年5月23日 八雲 | ||
▼2004年4月18日 鹿島 | ||
▼2002年4月28日 松江市城山 植栽 | ▼2005年4月10日 川原 | |