越年草 日本全土の水田などに生える。茎は直立して上部で枝を分け、高さ30〜100cm。葉は柄があるかまたはなく、上部のものは基部が耳状になって茎を抱き、長さ5〜17cm、羽状に浅〜深裂し、裂片は粗く切れ込む。萼片は長楕円形〜楕円形、長さ1.5〜2.4mm。花弁は黄色、へら形で長さ1.5〜3mm。果柄は水平に開出するか反曲する。角果は長球形〜円柱状長楕円体でしばしば曲がり、長さ3〜7mm、幅2〜2.5mm。種子は円形、径約0.5mm、細かい点状の突起がある。葉や角果の形に変化が多い。花期は4〜7月。(日本の野生植物) 学名は、Rorippa palustris アブラナ科イヌガラシ属 よく似たイヌガラシは、果実が1.5cm以上と長い長角果、葉の切れ込みが少ない。 |
▼2012年9月27日 西川津 | ▼萼と花弁が4枚づつ。 | |
▼果実は短角果。 | ||
▼果実は長さ約5mm。 | ▼果実の横断面、隔壁で2室に分かれる。 | ▼果実の縦断面。 |
▼下部の葉は葉柄を含めて長さ約10cm。 | ||
▼葉柄の基部は小さく張り出し、茎を抱く。 | ||
▼幼株。 | ▼幼株。 | |
▼2011年5月2日 西川津 | ||
▼2011年11月4日 西川津 | ||
▼幼株。 | ||
▼2009年10月3日 西川津 | ▼果実は短角果。 | |
▼葉柄の基部は茎を抱く。 | ||
▼2007年5月5日 浜佐田 | ▼果実は短角果 | |
▼下部の葉は羽状に切れ込む。 | ▼葉柄の基部は張り出して茎を抱く。 | |
▼2018年10月15日 西尾 | ||
▼果実は長さ約5mm。 | ▼種子が51個入っていた。 | |
▼種子は長さ約0.7mmの楕円形。 | ▼表面には半球形の突起が密生する。 | |
▼2005年9月25日 宍道 | ▼葉柄基部は茎を抱く。 | |
▼2003年10月18日 上東川津 | ||
▼2010年5月8日 八雲 | ▼果実は長さ5〜6mmの短角果。 | |
▼果実は長さ約6mm。 | ▼種子は長さ約0.8mm | |
▼種子の表面、全面にいぼ状突起がある。 | ▼葉の基部は茎を抱く。 | |
▼基部は張り出す。 | ||
▼根元で枝分かれし大きな株になっている。 | ||
▼2010年5月1日 八雲 | ||