シロヤマブキ(白山吹)

落葉低木
本州(岡山・広島・島根・福井県)の山地に生える。株立ちになり、高さ1〜2mになる。新枝は緑色ではじめ白色の軟毛がある。葉は対生。葉身は長さ4〜10cm、幅2〜5cmの卵形。先端は鋭くとがり、基部は円形またはややハート形。ふちに鋭い重鋸歯がある。葉脈は凹む。裏面には絹毛が生える。葉柄は長さ2〜5mm。新しくでた側枝の先に直径3〜4cmの白色の花が1個つく。花弁は広円形。萼片は長さ1〜1.5cmの狭卵形で、ふちには鋸歯がある。萼片や副萼片、花柄には白い軟毛がある。4個。果実はそう果。長さ約7mmの楕円形で、4個集まってつき、9〜10月に熟す。果皮は黒色で光沢がある。花期は4〜5月。(樹に咲く花)
学名は、Rhodotypos scandens
バラ科シロヤマブキ属



▼2004年5月5日 植栽 東出雲

シロヤマブキ

シロヤマブキ

シロヤマブキ

シロヤマブキ




▼2003年8月16日 果実 植栽 東出雲

シロヤマブキ

シロヤマブキ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑