多年草 ヤマハッカの品種で白花のもの。 学名は、Isodon inflexus f. leucanthus ヤマハッカ(Isodon inflexus)は青紫色の花をつける。 [ヤマハッカ] 北海道〜九州の山野にごくふつうに見られる。高さは0.4〜1m。茎は木質化した地下茎から直立し、稜に下向きの毛がある。葉は対生し、長さ3〜6cm、幅2〜4cmの広卵形で基部は細くなって柄の翼に続く。ふちには粗い鋸歯がある。葉の裏面の脈上や表面には毛がある。枝先に細長い花穂をだし、青紫色の小さな唇形花をまばらにつける。花冠は長さ7〜9mm。上唇は4裂して立ち上がり、中央部には紫色の斑紋がある。下唇は2裂して前方へつきだし、ふちは内側に巻く。雄しべ4個と雌しべは下唇の中に包まれる。萼はほぼ等しく5裂する。果実は4分果。花期は9〜10月。(野に咲く花) 学名は、Isodon inflexus シソ科ヤマハッカ属 |
▼2016年10月19日 島根 | ▼上唇に線状の斑点がない。 | ▼萼は5裂し、果実は4分果になる。 |
▼花冠は長さ約1cm。 | ||
▼葉は長さ約5cm、葉柄に翼がある。 | ▼葉の裏面、脈上に毛がある。 | |
▼茎は4稜があり、下向きの縮れた毛がある。 | ||
▼2010年10月23日 枕木山 | ▼上唇に線状の斑点がない。 | ▼萼は5裂し、果実は4分果になる。 |