シマカンギク(島寒菊)

多年草
近畿地方以西〜九州の山麓の日当たりのよいところに生える。茎は叢生し、下部は倒れ、上部は立ち上がって高さ30〜80cmになる。葉は柄があり、長さ3〜5cm、幅2.5〜4cmで5中裂する。裏面には丁字状毛があるが淡緑色。柄の基部に葉状の仮托葉が目立つ。頭花は黄色で直径約2.5cm。総苞片は4列に並び、外片は長楕円形〜卵形。別名アブラギク。花期は10〜12月。(山に咲く花)
学名は、Chrysanthemum indicum
キク科キク属



里山の耕作地に近い道路脇にあるので、以前に植栽されたものかもしれない。
▼2014年1月7日 東忌部▼花は直径約2cm。

シマカンギク花

シマカンギク花

シマカンギク花

▼総苞外片は卵状楕円形。▼舌状花(左)、筒状花(右)。

シマカンギク総苞片

シマカンギク総苞片

シマカンギク舌状花筒状花

▼葉は葉柄を含めて長さ約5cm。

シマカンギク葉

シマカンギク葉裏面

シマカンギク




▼2011年12月7日 東忌部▼外側の総苞片は楕円形。

シマカンギク花

シマカンギク花

シマカンギク総苞片

▼頭花は直径約2.5cm。▼舌状花、筒状花とも冠毛はない。

シマカンギク花

シマカンギク舌状花

シマカンギク舌状花

シマカンギク筒状花

▼2006年11月25日 東忌部▼総苞は半球形、外片は卵形。

シマカンギク花

シマカンギク花

シマカンギク花

▼葉は深裂しない。▼葉柄基部の仮托葉は小さい。

シマカンギク葉

シマカンギク葉

シマカンギク葉裏面

シマカンギク茎

シマカンギク

シマカンギク

▼2004年12月12日 東忌部

シマカンギク花

シマカンギク葉

シマカンギク

シマカンギク

▼2011年11月9日 蕾 東忌部

シマカンギク蕾

シマカンギク

シマカンギク葉

▼葉表は無毛。▼葉裏には毛がある。

シマカンギク葉

シマカンギク葉

シマカンギク葉裏面

シマカンギク茎

シマカンギク



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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