夏緑性シダ植物 本州〜九州の林下の湿った所に生える。根茎は這う。葉柄はやや紫紅色を帯びて淡褐色の鱗片がまばらにつき、基部鱗片は広披針形、褐色。葉身は1回羽状複葉で、下部の羽片の裂片は上下でほぼ互生、無柄。切れ込みの深い小羽片の基部は羽軸に流れて翼をつくる。中軸と羽片の分岐点には肉刺状の突起がある。羽軸は無毛。羽軸表面に刺状の突起が出る。ソーラスは細楕円形で、中肋と辺縁の中間かやや中肋寄りにつき、包膜はない。 学名は、Cornopteris decurrentialata イワデンダ科シケチシダ属 |
▼2008年8月24日 宍道 | ▼最下部羽片の裂片は上下で互生となる。 | ▼羽軸表面に刺がある。 |
▼ソーラスは包膜がない。 | ||
▼中軸と羽軸の分岐点には突起がある。 | ▼芽立ち | |
▼2008年6月1日 八雲 | ▼下部の羽片は上下の小羽片が互生となる。 | |
▼中軸と羽片の分岐点に突起がある。 | ▼羽軸表面に刺状の突起がある。 | |
▼ソーラスは細楕円形。 | ▼葉柄はやや紫紅色を帯びる。 | |
▼2008年6月1日 八雲 | ▼下部の羽片は上下の小羽片が互生となる。 | ▼中軸と羽片の分岐点に突起がある。 |
▼ソーラスは細楕円形。 | ▼ソーラスに包膜はない。 | |
▼葉柄はやや紫紅色を帯びる。 | ||