常緑多年草 本州〜沖縄の渓流や小河川の浅水域に生育する抽水〜湿生植物。湧水域では沈水状態でも生育する。地下茎が伸び、葉は根生する。葉は線形で濃い緑色、長さ20〜50cm、幅3〜10mmで中央の脈は隆起せず平滑、湾曲する。10〜30cmの花茎が伸び、長さ5〜10cmの細長い肉穂花序が直立またはやや斜上する。苞は葉状。ショウブとは対照的に、よく結実する。長さ2.5〜3mmのさく果をつけ、中に4〜6個の種子が入る。花期は4〜5月。(日本の水草) 学名は、Acorus gramineus ショウブ科ショウブ属 |
▼2013年4月1日 八雲 | ▼花序は長さ約10cm。 | |
▼苞は長さ約25cm。 | ▼雄しべは長さ約1mm。 | |
▼子房は3室に分かれる。 | ▼雄しべと中央の雌しべ。 | ▼花は長さ約3mm。 |
▼2012年4月24日 八雲 | ||
▼2010年4月17日 八雲 | ||
▼2009年3月1日 八雲 | ||
▼2007年4月21日 八雲 | ||