セイヨウウキガヤ(西洋浮茅)

多年草
北米原産。河川や水路などに生育する抽水〜湿生植物。水中では棹は倒伏して節から分枝した稈が立ち上がる。高さ40〜140cm。葉身は長さ15〜30cm、幅3〜12mm、先端はボート形で尖る。下部の葉は浮葉となる。葉舌が7〜10mmと長く、尖ることが特徴的。花序は円錐花序で長さ15〜40cm、各節から1〜3本の枝を出し、1〜数個の小穂をつける。小穂は線形で長さ10〜25mm、5〜12小花からなる。外頴は2.5〜5.5mm、先端部は半透明で波状。花期は5〜8月。(日本の水草)
学名は、Glyceria occidentalis
イネ科ドジョウツナギ属



▼2010年4月14日 玉湯

セイヨウウキガヤ

セイヨウウキガヤ

セイヨウウキガヤ

▼第1苞穎は長さ約2.5mm、第2苞穎は3.8mm。▼小花は長さ約5.5mm、護穎と内穎は同長。

セイヨウウキガヤ

セイヨウウキガヤ

セイヨウウキガヤ

▼護穎の先端は半透明で波状に浅裂する。▼内穎の先端は2裂する。

セイヨウウキガヤ

セイヨウウキガヤ

セイヨウウキガヤ

セイヨウウキガヤ

セイヨウウキガヤ

セイヨウウキガヤ

セイヨウウキガヤ

セイヨウウキガヤ





島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑